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Stable Diffusionで顔固定→SimilaritySifterが大正義

Stable Diffusionで顔を固定したい・・・
固定できた!・・・と思ったら全部同じ格好。
img2img、ControlNet、reference_only、、、ちがうそうじゃない。

わかります。すごくわかります。

私もどうにかこうにか、と悩んでいたところ出会ってしまいました。

使える画像が出てこないなら大量に作って似てないやつを省けばいいじゃない!

そんな夢のようなExtensionに。

その名は「sd-webui-similarity-sifter」。
素晴らしい方もいたものです。感謝感激です。

きっと皆さんの中にはその使い方がよくわからなくて、検索してこの記事に辿りついた方も多いことでしょう。

お教えしましょう。使い方。

というわけで、実際にこちらのsd-webui-similarity-sifter(以下SimilaritySifter)を使って作業効率を大幅に向上させることができました。この記事では、類似画像検索のための強力なツール、SimilaritySifterの基本操作から高度な使い方までを詳しく解説します。バッチ処理で大量の画像を生成し、効率的にフィルタリングして使える素材を見つける方法を知りたい方は必見です。

記事の概要と目的

こんにちは、AI技術を愛用する皆さん。この記事では、Stable Diffusion Web UI Forge版でのSimilaritySifterの使い方を詳しく解説します。この記事を読めば、画像の整理が簡単に、効率的に行えるようになります。

SimilaritySifterとは

できること

バッチ処理で大量に作成した画像たちの、自分の好みの画像(顔)に対する類似度を測ることができます。さらに必要とあらば指定の類似度以下の画像を除いてフォルダに出力することも可能です。

例えば、この子が欲しい!(違
という場合にこの神ツールを使用しますと・・・

以下のように類似度をファイル名に出力してくれるわけです。
緑の線が引いてある4桁の部分が「類似度」です。好みの画像にどのくらいお顔が類似しているのか。というのを判定してくれます。
ファイル名の接頭辞が類似度なのでファイル名で並べ替えれば類似度順に整列できますね!

インストール手順

インストール手順については開発者様が詳しくステップバイステップで書いてくださっているのでそちらを参考にしていただいた方がよいかと思います。私もこのステップに従ってトライしたところ全く問題なくインストールできました。改めて開発者様に感謝したいと思います。

以下、開発者様のgithubです。

SimilaritySifterの使い方

さて本題です。
目的は類似度順に並べて、今まで目検でふるいにかけていた作業を極限まで効率化することです。採用する画像を瞬時に選べるようになります。
100枚バッチで生成しようが「はいはい、これ採用」ってな感じで一瞬です。

私もこれが使えるようになってからというもの、効率10倍くらいになってます。というよりなにより目検しないので頭が疲れません。他のことに頭を使えます。

まだまだ公開されたばかりなので、今使えるようになっておけば効率化の面で先行者利益アリアリだと思います。

いきましょう!以下では可能な限り画像付きで紹介してまいります。

インストールが完了したら

まずインストールが無事に成功するとWeb UIに以下のようなメニューが表示されます。(これが表示されてなければ失敗しています)

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