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私に姉がいた話

こんにちはasです。
今日はささめさんにお返事を書きたいと思います。
まだささめさんの記事を読んでいないという方は先にこちらをご覧になってくださいね。

https://note.com/3355sasame/n/ncf53db539bd6


ささめさんと初めて二人で会ったこの日は5月20日でした。
私もその翌日からお出かけレポを書き始めて、数千字という分量を書いていました。
でも何だか違う。こんなお出かけレポじゃ私の思いが伝わらない。ただ、○○に行ってみたら素敵だったよ〜という観光まとめ記事みたいな感じになっちゃう。

そうじゃなくて、私がささめさんと過ごしていた時間に何を考えていたのかを書きたかったんだと、ささめさんの記事を読んで気付いたのでした。
だから今、書き直しています。


自問自答ファッションに出会う前、私には友達がほとんどいませんでした。
人間関係に疲れてもう誰とも関わりたくない、もう○のう、そう思って一昨年TwitterもインスタもLINEも全部消してしまったのです。
その後しばらく経って落ち着いた私はどうしても連絡を取る必要がある親族のためにLINEは復活させて、最低限必要な情報を得るためのみのTwitterのアカウントを再び作りました。

遠く離れた地元の友人には申し訳なくて二度と会いたくなかったし(前の記事参照)、上京してからできた友人には裏切られてしまった。
私はコミュニケーション能力が著しく低いから、誰かに迷惑をかけてしまうならできるだけ関わらないほうが相手のためにもなる。
そう思って、夫以外の人と遊びに行くこともほぼなくなりました。それに元々私は一人ラーメンも一人カラオケも平気な女なのです。

ただ、そんな生活をしていても私はメイクやお洒落をするのが好きだったのでイメコン診断を受けに行き、そこからひょんな流れで自問自答ファッションに辿り着きました。
思い切って自問自答ファッション用のTwitterアカウントを作ってからは色々なことがありました。


ささめさんも以前書かれていましたが、自問自答ムンプラのリアルイベントに行ったとき、本当はあきやさんとムーンプランナーさんにだけご挨拶してサッと帰ろうと思っていたのです。

自問自答は自学自習がメインコンテンツ。1人でいくらでも遊べるわけで。
1人でラーメン屋に行ける私は1人でラグジュアリーブランドにも試着しに行けるから、リアルに交流する仲間は別にいいかななんて考えていました。(教室でご一緒した3人とはいつかまた集まってお話できたらいいなとは思っているけれど)

しかしささめさんのイベントの感想を読んだときに、なぜか絶対にこの人とミューラルの試着会に行きたいと思いました。社交辞令で終わらせるのは嫌だったんです。


まず渋谷駅から代官山まで二人で歩いたときにめちゃくちゃ楽しくて、10分ぐらいの時間が一瞬に感じられました。

ここのお洋服を知ったのは自問自答を始めてから。ブランドHPを見ると幻想的なのにデイリーに着られる不思議な世界観が広がっていました。
こんなに繊細な世界観は私なんかに似合うはずがない、そう思っていたのに4月に行われたポップアップショップにてびっくりのはずがしっくりの試着をしてしまいました。

一方で近頃私が熱心に追いかけているブランドはアレキサンダーマックイーン。
マックイーンのお洋服のどこが好きかというと、一着ごとに漂う緊張感でした。
ミューラルはマックイーンのようなラグジュアリーブランドではないし、そこまで思想が強いわけではなさそうですが(笑)、どこか張りつめた空気感が私にはツボだったのです。

PD診断を受けてから、ジャケットが気になっていた私。(PDグレースなのでかっちりしてるのが似合うらしい)
しかしジャケットって実生活で着る機会があるかなぁ?と思いムーンプランナーをぱらぱらしながら考えます。

占い師としてお客様と向き合うときがきたらそれなりにきちんとした格好をしたいけれど、私が座る予定の場所はジャケットという雰囲気ではない。
また、私は暑がり&寒がりで肩こりもひどい体質です。ジャケットを着るシーズンってやはり短そうだし肩こりそうだし無理かなぁ…

ならば今大人気のジレは?と思いつきました。

ジレなら真夏以外は着ることができます。
寒い時期はコートを上から着られるし、暑くて脱いでもそんなにかさばらない。
袖がないから動きやすくて肩こりもマシなはず。

そしてミューラルにとても素敵なジレがあったなぁとポップアップのときの記憶から引き出してきて、今回真剣に購入を検討することにしました。

実物を見て試着をさせてもらうとき、色が黒とベージュの2色あったため私はとても迷ってしまいました。
ブルベ冬だから黒かな…と思いつつささめさんに意見を聞いてみると、「バッグ持ちましょ!」と。そして連れていた私のMy Houseちゃんを持つと圧倒的にベージュがよかったのです!

店員さんも、お客様の雰囲気ならそちらの色がお似合いですねと言ってくれたので、悩みながらもベージュのほうにしました。

そして購入手続きの待ち時間に提供してくださったアイスティーが本当に美味しくて。独特な後味の虜です。茶葉も売ってくれ!


先日のmmm伊勢丹写真、再び。
ジレが綺麗なデザインなんです。

最近のお出かけは毎回このジレを着ています。
カッティングが美しく緊張感のあるシルエットがまさしく私好みで、なんと手持ちのお出かけ用ボトム全てに合いました!
黒だと合わないものもあったので、ささめさんに感謝なのです。

ささめさんはAWのブラウスを試着していたのですが、その日着ていたyeeの青いスカートとあまりにも合いすぎていて店員さんと思わず絶句でした。似合いすぎて言葉が出てこないことってあるのですね。店員さんと目を見合わせちゃったよ思わず。


そのあと代官山をぶらついているとき、ささめさんがずっとイエベ秋だと診断されていたからこんなに青いものが似合うと思っていなかったというようなことをお話されていました。
私は初めて会った瞬間に「この人ブルベ冬の人だ」と思っていたので不思議だったのですが。
あのときの黒トップスに華やかなスカーフというブルベ冬すぎる組み合わせが似合っていると思った私が間違っていたのか?と思ったのですがネツイイさんにより正解だったと証明されて本当によかったです。

人というのは自分のことが本当にわからないものなのだなと最近とても実感しています。それは占いの勉強をしているときに特に思うのですが、喉から手が出るほど欲しいものを人はすでに持っている場合が案外あるという。
人間の本能の部分が教えてくれているのに、世間体とか常識とか理性とかがそれを抑えつけている事案が多すぎるんですよね。
自問自答を深めてそれを吹っ飛ばすことができたガールズを見ていると良かったなぁと思うのですが、ささめさんはその先頭ではないでしょうか。

とりあえずお茶でもと入ったミュージアムカフェでの120分はあっという間すぎました。

私達の机だけこの模様でした


蒸し暑い日だったので、エチオピアの珈琲とレモンのケーキというさっぱりとした組み合わせを二人で頂きました。その後フレッシュネスでもレモネードを飲み干す私達。どれだけ酸味を求めているの!?

古着屋さんはgoogleの口コミによると人気のお店みたいです。ささめさんに似合いそうな、最近だと珍しい雰囲気の柄のお洋服が沢山ありました。

このドレスほしいな!


oasis blancという店みたいです

代官山から中目黒まで、初めて二人で会った日に歩くというのはなかなかの暴挙だと思います。
というか、私は女友達と当てのないお散歩をすること自体が初めてでした。

黄昏

これが「エモい」というやつなのですね。
川沿いをただただお喋りしながら歩く。
ランニングする人、犬の散歩をする人、そして私達。
こんな日常が続いて欲しいと心から願う、そんなシンプルな時間でした。

フレッシュネスのレモネードと塩レモンバーガー、大戸屋のチキンかあさん煮、魚より肉派、1人だとうまくご飯が食べられないこと、どブルベ、足の幅がめちゃ狭い、好きなロックバンド(アジカンエルレストレイテナー)、喋りすぎるタイプの人見知り、土偶や埴輪や縄文土器が大好きなどなど、沢山の共通点が見つかりました。
生まれも育ちも全然違うし年齢も少し離れている(ささめさんのスーパーブラザーさんと同い年で嬉しい)し、太陽星座が乙女座と水瓶座でホロスコープ上だと150度で何一つ共通点がないためセオリー上では相性が悪いとされる組み合わせの私達。

なのにこんなに共通点があって、二人で会うのは初なのに家でくつろいでいるときみたいにリラックスできる。

これはもう家族だね?生き別れの姉妹だね?
そうとしか思えませんでした。

おだまきさんとココさんの記事は私も大好きです。あと百合ものでよくある「お姉様✨」みたいな世界観も好きです。
とはいえ自分には縁のない世界だと思ってました。エンタメとして楽しむものって。

でも、出会うときって出会うものなんですね。

あきやさんが講演会で仰っていましたよね。
自分の好きなことをアウトプットし続けていたら前世で友達だった人が寄ってきてくれるって。まさにそれなんですよ。


自問自答を始めて、外見も内面もしっかり見つめ直すことを本気で数ヶ月取り組みました。
その結果、自己と他者の境界線がしっかり引けるようになりました。
また、自分の長所やチャームポイントも見つかりました。

今まではいわゆる自己分析をやってみても短所しか出てこないから「こういう答えが求められるんでしょ」というペルソナを作って徹底的に演じていました。
だから仕事も長続きしないし友達ともうまくいかなくなるのです。
というか、上司も同僚も友達もそこまで気にしていないのに私がペルソナを演じることで勝手に疲れて自滅して、関係を切ってしまっていたのです。

ポンコツな私はそのままだと嫌われるから、ちゃんとしないとダメ!
できない自分はダメ!
変わらないと!成長しないといけない!

そんな考えでがんじがらめになっていました。

でもささめさんといると、そんな考えが消え去ってしまうのです。

私は実家ではくつろぐことができません。
母に監視されていて、自室でくしゃみをすると母がすぐにやってきて「寒い?風邪ひいた?」と言ってくるのです。(実家は古く、私の部屋は和室で障子の部屋なのですぐ音が聞こえてしまいプライバシーがないんですよね)

ささめさんとフレッシュネスバーガーで2時間駄弁ったときは、夫と今住んでいる部屋のヨギボーに座っているときと同じぐらいリラックスできていました。
これは人生でも、夫以外の人で初めてのことです。

だから、姉妹というのが一番しっくりくる私達の関係になったというわけです。

私だけがそういう風に感じていたらヤバいなと一瞬思いはしたのですが、きっとささめさんもリラックスして過ごしてくれたはずと信じていました。
だから、記事を読んでホッとしたと同時にドヤ顔にもなりました(笑)。
「ですよね!(ドヤ)」って感じです。


また、私は体力がない上に感覚過敏だからか外出したらとても疲れてしまいます。
自問自答関連のお出かけならマシなのですが、そうでない人とお出かけすると翌日は寝込むしひどければ3日ほど起き上がれなかったりします。
しかし、ささめさんとのお出かけはかなりの距離を歩いていたし一緒に過ごした時間も長かったのに翌日寝込みませんでした…!
これは本当に快挙です。
やっぱり、何か物凄く強い縁があるんじゃないかって思ってしまいます。


そんなささめさんと初めて二人で会った日に一緒に選んでもらった大切なジレ。
これを羽織るとスタイルがよく見えてお洒落な雰囲気を出せる。
でもそれだけじゃなくて、ささめさんが一緒に選んでくれたということを思い出してにんまりしてしまうのです。


帰り際に「日記書きますね!」と言ってバイバイしたのに書くのにこんなに時間がかかってしまってごめんなさい。しかも結局私が感じた、ささめさんと過ごした時間の煌めきとか尊さは半分も表現できませんでした。精進せねば…!

これからまた二人でいろんなところにお出かけしたり、いろんなことをお話するのが本当に楽しみです。
きっと、お一人様を楽しめる私達だからこそ二人で見た世界はいつもと違って見えるのではないでしょうか。

こちらこそ、ふつつかな妹ですがこれからもよろしくお願いします。

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