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阿修羅ワークスプラグイン講座18 検索スキルを使いこなすコツ オートブログリライト03

チャット ランファ 右

オートブログリライトで取得できる文章にアタリハズレがあるんですが、うまく取得するコツってあるんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

もちろんあります。
取得できる文章の質は検索キーワードに依存します。
ですので、検索キーワードをどう指定するかがポイントです。

チャット ランファ 右

指定というのは具体的にどうすればいいんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

オートブログリライトは検索エンジンの検索方法と一緒です。
基本的な検索テクニックとして「AND検索」「OR検索」「NOT検索」があるのはご存知ですか?

チャット ランファ 右

「AND検索」はなんとなく分かるんですけど、他のは知らないですね(^^;

チャット 阿修羅ワークス 左

よく使うのは「AND検索」ですよね。ワードとワードを半角スペースで区切るだけです。
例えば「空」だけだと漠然としていますが、そこに「赤い」というワードを半角スペースで区切って繋げば「空でかつ赤い」という文章を検索することになります。
画像検索に切り替えてみると分かりやすいです。

空-Google-検索

空-赤い-Google-検索

チャット ランファ 右

ワードを繋げれば繋ぐほどより詳細になるわけですね!

チャット 阿修羅ワークス 左

その通りです。情報には分類というものがあります。
大きな分類から、中くらいの分類、小さな分類といった具合に入れ子構造になっています。
上位概念とか、下位概念という言い方もします。
例えば、大きな分類として人類というものがあります。
小さな分類としては個人名があります。例えば、スズキイチロウとしましょう。
大きな分類として人類はスズキイチロウを含んでいますが、検索ワードに「人類」と入力しても「スズキイチロウ」は見つからないでしょう。
見つかるかもしれませんが、人類というワードは膨大な数の個人を含んでいるため、「スズキイチロウ」に辿り着くのは至難の業です。
なにが言いたいかというと、検索ワードにあまりにも大雑把で曖昧なワードを指定すると、当然検索で得られる結果も大雑把で曖昧なものになる、ということです。

チャット ランファ 右

あーーなるほどー。分かってきました!
取得できる文章の質が低いのは検索ワードが大雑把で曖昧だからなんですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

そういうことです。
しかし、あまりにも細かすぎてもダメです。また、そもそもネット上に存在しない情報も検索できません。
コツとしては、検索ワードは最低でも3つ以上は指定するようにしましょう。

チャット ランファ 右

どのように3つ以上指定するんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

指定するのはそれぞれ大きな分類、中くらいの分類、小さな分類から1つずつです。
分かりやすく住所を例として説明します。

大分類……東京都
中分類……台東区
小分類……上野

これで場所の絞り込みはできますよね。
例えば、「桜の名所」を調べたい場合はこのように追加します。

「東京都 台東区 上野 桜の名所」

当然ですが、上野恩賜公園がトップに出てくると思います。

東京都-台東区-上野-桜の名所-Google-検索

チャット ランファ 右

分かってきました。絞り込みを 大 → 中 → 小 とすればいいわけですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。このように検索すると、基本的には桜の名所についての文章でも、東京の上野の桜に言及したものになる可能性が高くなります。
逆に、「桜の名所」だけだと、全国にある桜の名所のいずれかについて言及した文章になります。

チャット ランファ 右

「桜の名所」だけだと、青森の弘前公園の桜や福島県の三春の滝桜の文章がヒットして、1つになっちゃうわけですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

そうですね。地名がバラバラの桜に関する文章なので、1つにするとちぐはぐになりやすくなります。
なんとなくコツは掴んたでしょうか?

チャット ランファ 右

残りの「OR検索」「NOT検索」はどうやるんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

「OR検索」「AND検索」とは逆に検索結果を広げる役割があります。
「AND検索」はワード同士を繋げれば繋げるほど検索結果が減っていくのですが、「OR検索」は繋げれば繋げるほど検索結果は増えていく傾向があります。

チャット ランファ 右

「OR」って「または」という意味ですもんね。

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。使い方は簡単です。
例えば寿司またはラーメンについて検索したいなら「寿司 OR ラーメン」とします。
「寿司」だけだとこうなります。分かりやすく画像検索にしてみます。

寿司-Google-検索

「ラーメン」だけだとこうなります。

ラーメン-Google-検索

「寿司 OR ラーメン」だとこうなります。

寿司-OR-ラーメン-Google-検索

チャット ランファ 右

「寿司 OR ラーメン」「寿司」「ラーメン」「寿司とラーメン」の3パターンが取得できるわけですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。ただし検索結果が増え過ぎる傾向にあるので、除外演算子で含めたくないものを除外します。
例えば、「寿司 OR ラーメン」「寿司とラーメンのセット」を除外したい場合はこのようにします。

「寿司 OR ラーメン -セット」

寿司-OR-ラーメン-セット-Google-検索

除外演算子は「マイナス記号」をワードの先頭に付けるだけです。

チャット ランファ 右

わぁーほんとだ。寿司とラーメンのセットが除外できましたね!

チャット 阿修羅ワークス 左

基本的にはこのAND、OR、NOTの論理演算子を組み合わせれば大丈夫です。
もっと複雑な検索式を構築したい場合は数式のように優先順位を括弧で指定できます。

(寿司 OR ラーメン -セット) OR (蕎麦 OR うどん -定食) -カップ麺

-寿司-OR-ラーメン-セット-OR-蕎麦-OR-うどん-定食-カップ麺-Google-検索

チャット ランファ 右

すごーい。こんな複雑な検索ができるんですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。極めるとかなり便利ですよ。
もう2つ便利なテクニックを教えましょう。
完全一致(フレーズ)検索
ワイルドカード検索

の2つです。

チャット ランファ 右

ん? 聞いたことないですね。
どんな検索テクニックなんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

完全一致(フレーズ)検索はその名の通り、それ自体が含まれる文章のみが検索対象になります。

チャット ランファ 右

それ自体が含まれるというのは、逆に含まれない場合もあるんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。最近の検索エンジンはAIが搭載されているので、表記ゆれや類義語も含めて検索してくれます。
先程の例の「蕎麦」の場合は「蕎麦」「そば」「ソバ」の3種類の表記がありますが、「蕎麦」と指定すれば「そば」「ソバ」も自動的に検索対象にしてくれます。
また、ネットには推敲されていない誤字・脱字のある文章もあるので、そういったものを自動的に訂正して検索対象にしてくれます。
なので実際に検索したワードが含まれていなくても、余計なお世話機能でかすったものを検索結果として引っ張って来る場合もあるんです。

チャット ランファ 右

あ~~~それ分かります。
なんでこれがヒットしたのかなって思ってましたが、余計なお世話機能のせいなんですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

普通に検索する用途としてはそれで十分便利なんですが、ある特定の句(フレーズ)が含まれる文章を探す場合はノイズになることがあります。
そこで「完全一致(フレーズ)検索」を使います。
使い方は簡単で二重引用符(ダブルクォーテーション)でワードを囲むだけです。
例えば「"昨日、宝くじが当たった"」と検索すると前の日に宝くじが当たった人の文章が検索できます。
文章には句読点などの違いはありますが「昨日、宝くじが当たった」というフレーズが含まれています。

-昨日、宝くじが当たった-Google-検索

チャット ランファ 右

ほんとだ(笑)

チャット 阿修羅ワークス 左

さらに「完全一致(フレーズ)検索」と期間指定演算子を組み合わせると24時間以内に犬に噛まれてしまった不幸な人を発見できます。

「after:2021-03-08 before:2021-03-09 "犬に噛まれました"」

after-2021-03-08-before-2021-03-09-犬に噛まれました-Google-検索

チャット ランファ 右

かわいそうだけどおかしいwwww

チャット 阿修羅ワークス 左

という感じで特定のフレーズが含まれる文章だけに絞りたい場合は「完全一致(フレーズ)検索」を使います。
名言とか格言の検索には便利ですね。
次は「ワイルドカード検索」です。
ランファさんはトランプのジョーカーって知ってますか?

チャット ランファ 右

はい。知ってます。

チャット 阿修羅ワークス 左

ワイルドカードというのはトランプのポーカーのジョーカーと一緒です。

チャット ランファ 右

オールマティってことですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

そうです。使い方は「仏の顔も*度まで」のようにして使います。
「仏の顔も三度まで」というのは有名なことわざですが、もし仮に「何度まで」か忘れたとします。
そんな時に分からない部分を「*(アスタリスク)」にして検索すると「○○○」の部分を補間して検索してくれます。

仏の顔も-度まで-Google-検索

チャット ランファ 右

すごーい。「ワイルドカード検索」って便利なんですね!
クイズの答え探しに使えますね。

チャット 阿修羅ワークス 左

例えば「"本日*になりました"」というように「完全一致(フレーズ)検索」「ワイルドカード検索」を組み合わせると、その日に「○○○」になった人の文章が見つかります。
「○○○」になにが入るのか実際検索してみると、「納車になった」「お世話になった」「発売になった」ということが分かります。

-本日-になりました-Google-検索

チャット ランファ 右

「完全一致(フレーズ)検索」「ワイルドカード検索」をうまく使えば、オートブログリライトで結構ポイントを絞った文章を作れそうですね!

チャット 阿修羅ワークス 左

そうなんです。闇雲にワードを並べるよりは、ある程度文書のフォーマットを予測して、逆算するような検索方法の方がまとまった情報を得られやすいんです。
基本的なAND、OR、NOTの「論理演算子」「完全一致(フレーズ)検索」「ワイルドカード検索」を使いこなせるとオートブログリライトの精度も向上します。
逆に言えば、検索スキルがないとオートブログリライトもうまく使いこなせないことを意味します。

チャット ランファ 右

ほーーーぅ、大変タメになりましたっ!
他にも便利な検索テクニックがあるんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

もちろんありますよ。
Googleの公式ページもありますよ。
検索テクニックについては「Google検索 テクニック」と検索すると、解説付きでノウハウがたくさん出てくるので参考にしてみてください。

チャット ランファ 右

本日は大変タメになりました!
ありがとうございます。

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