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ワードプレスで作るマッチングサイト&会員制オンラインサロン構築講座1 はじめに

チャット 阿修羅ワークス 左

というわけで、私が今年取り組んでいるマッチングサイト会員制オンラインサロンの構築講座をスタートします。

チャット ランファ 右

お仕事ありがとうございます(笑)
よろしくお願い致します。

チャット 阿修羅ワークス 左

こちらこそ、よろしくお願い致します。
この講座はWordPressで作ることを前提としています。
で、まずはじめにどうしてWordPressで作るのか? についてお話します。

チャット ランファ 右

なぜなんでしょうか?

チャット 阿修羅ワークス 左

まぁまぁ安くできるからです(笑)

チャット ランファ 右

安いからですか?(笑)
ということは他の方法ではもっと高くつくのでしょうか?

チャット 阿修羅ワークス 左

安いというと語弊があるのでもうちょっと詳しく説明すると、中小規模程度のサイト構築であればWordPressを使うことで色んな工程を省略できるので、省略した分が節約できる、というニュアンスです。
大規模サイトではWordPressは不向きなんです。

チャット ランファ 右

んんん? すいません……ちょっとWordPressのことがよく分からなくなってきたのですが、もともとWordPressってなんなのでしょうか?

チャット 阿修羅ワークス 左

WordPressはもともとはブログを書くためのツールですね。
しかし、カスタマイズすることでなんか色んなことができるようになります。

チャット ランファ 右

じゃあ最強じゃないですか?!

チャット 阿修羅ワークス 左

確かに2021年の調査でもウェブ上の4割のサイトはWordPressで、CMSのシェアは6割という調査結果は出ています。
なので最強というのは間違いではないのですが、最恐でもあるんですよね。

チャット ランファ 右

う~~~ん、ますます分からない……。
どういうことですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

要するにWordPressを使うのって予算がないからなんですよ。
ウェブの開発に予算が出せないからWordPressを使ってしまう、というのが本音です。

チャット ランファ 右

予算があればWordPressを使わない?

チャット 阿修羅ワークス 左

予算があるのであれば、オリジナルのコンテンツマネージメントシステム(CMS)を構築したほうが管理も運営も楽になります。
WordPressを使うのって、エクセルでシューティングゲームを作ったりイラストを描くのに似ています。
できなくはないけれど、もっと別のベストプラクティスがあるわけです。

チャット ランファ 右

あーなるほど、分かってきました。

チャット 阿修羅ワークス 左

他にも理由はあります。
オリジナルのコンテンツマネージメントシステム(CMS)の構築って時間とお金がかかるんですよ。
例えば、メルカリとかヤフオク!のシステムをいちから開発することを考えてみて下さい。
何人ものプロジェクトメンバーで数ヶ月、数年の時間をかけて構築していきます。人件費だけで億単位で掛かっているはずです。

チャット ランファ 右

うわ~~。
そんなに予算はないですよね?

チャット 阿修羅ワークス 左

大企業でもなければないでしょうね。
それに大規模システムの構築も今は流行らないんですよ。

チャット ランファ 右

予算はあっても大規模システムの構築って流行らないんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

昔ほどそういったことが流行らない、やりにくいのはネットのトレンドの移り変わりが早いからなんです。
何年かかけて構築したシステムがローンチした時にはブームは去っていた、なんてことは多々あります。
なので、ある程度動くプロトタイプモデルを作ってすぐにローンチします。
お金を持っている企業ならまだしも、個人や中小零細が大金をかけて構築したシステムが使えない、なんてことになるとダメージが大きいですよね。

チャット ランファ 右

あーそれってアプリゲームのバージョンアップに似てますね。

チャット 阿修羅ワークス 左

そうですね。
アプリゲームもいきなり完成形を提供するのではなく、ちょっとずつ色んな機能がバージョンアップで追加されていきますよね。
バグなんかもバージョンアップで修正されるので、なにがなんでも不具合をしらみつぶしに探すなんてことはしません。
とにかく、小出しにして前へ前へと進めて行くのが流行りです。

チャット ランファ 右

溜め込んで完璧なものを出すよりは、こまめに吐き出すことが大事なんですね~。

チャット 阿修羅ワークス 左

そうですね。
あと、ウェブ開発って作ればいいわけじゃなくて、作った後に流行るか流行らないかで生死が決まるんですよね。
ほぼですね。
システムは良くてもいまいち認知度が低くて爆死するサービスは多々ありますからね。

チャット ランファ 右

うーーん、ただ作るだけじゃダメなんですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

「作る」ことだけに予算を使い切ると、作ったあとの運営が失敗します。
お店もオープンが目的ではなく、経営を維持することが目的ですからね。
オープン準備よりオープン後の経営期間の方がずっと長いんですよ。
オープン準備で予算を全て使い切ったらそこで終わりです。

チャット ランファ 右

たしかにー。
私だったらオープン準備に時間掛かりすぎて、いつまでたってもオープンできなさそう(汗)

チャット 阿修羅ワークス 左

だから、予算がない、時間がない中でプロトタイプ的なものを作る必要に迫られるんですね。
とりあえず完璧ではないけれどローンチしてみて行けるかどうかの判断をする。
行けるなら投資をすればいいし、ダメなら早めに撤退する。

チャット ランファ 右

そういう荒削りだけどお試しとかテスト運営ができるのはネットならではですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

そうなんですよ。
そういったわけで、比較的安く早くできるWordPressが土台に使われることがあるんです。

チャット ランファ 右

なるほどー。
WordPressの悪いところってあるのでしょうか?

チャット 阿修羅ワークス 左

弱点としてはアクセス数が増えてくるとデータベース周りが重くてモタつくことです。

チャット ランファ 右

アクセス数が増えると重くなると?

チャット 阿修羅ワークス 左

といってもアクセス数が1日に数百万規模以上のレベルです。
普通のサイトだとそこまで成長するのが大変なので、ほとんどの人には関係がないかもしれません。
で、元々がブログ用なので、ある目的のために最適化されているわけではないんですよね。
なので、アクセス数が増えてくると表示に時間がかかるんですね。

チャット ランファ 右

私には関係がないレベルですね(汗)

チャット 阿修羅ワークス 左

大規模サイトはアクセス数が数百万アクセス以上はあるので、普通のサーバーでは負荷には耐えられないんですよ。
なので、AWSのような特殊なサーバーを借りることになります。

チャット ランファ 右

AWSってなんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

あのアマゾンがやっているウェブサービスです。

チャット ランファ 右

アマゾンってサーバーもやってるんですか?

チャット 阿修羅ワークス 左

やってますよ。
絶対サーバーをダウンさせたくない場合は、その負荷に耐えられる特殊なサーバーを借りることになります。
で、絶対落ちないサーバーというのは定額制ではなく、従量課金制だったりすることが多いんですね。

チャット ランファ 右

へー知りませんでした!

チャット 阿修羅ワークス 左

ですよね。我々が普段借りているサーバーというのは定額制なので、毎月数千円で済みます。
ある程度の負荷までは使い放題なんです。

チャット ランファ 右

従量課金制だったら節約しないとですね。

チャット 阿修羅ワークス 左

ということは、データ周りが軽いか重いかで、1ヶ月の家賃にめちゃくちゃ違いが出るんですよ。
残念ながら大規模サイトでWordPressが使われない理由はセキュリティの面もありますが、データ処理効率が悪すぎてサーバー代が掛かりすぎるのが理由です。

チャット ランファ 右

私にも理解できました!

チャット 阿修羅ワークス 左

1ヶ月クーラーをフルパワーでつけっぱなしにしていたら、いくらになるか想像してみてください。
1ヶ月間24時間ずっと国際通話をし続けていたら、いくらになるか想像してみてください。

チャット ランファ 右

うっ考えただけでめまいが……。

チャット 阿修羅ワークス 左

従量課金の怖さというのはそういうことです。
ハッカー集団にサイバー攻撃を必ず受けます。
サイトの利益は一瞬にして吹き飛びます。

チャット ランファ 右

従量課金制こわっ!!

チャット 阿修羅ワークス 左

繰り返しになりますが、この話は大規模サイトの場合です。
なので99%の人には関係がない話です。
店舗をオープンするのに、わざわざ大規模ショッピングモールから作る人はいないように、大抵の人は小規模サイトのままではないかなと。

チャット ランファ 右

ですよね。なんかそれを聞いて安心しました。

チャット 阿修羅ワークス 左

1日数十万アクセス以下であれば中小規模サイトに分類されます。
プランと価格によりますが、1日数十万アクセス程度であれば一般的なレンタルサーバーで持ちこたえます。

チャット ランファ 右

あー良かった。

チャット 阿修羅ワークス 左

それにアクセス数が増えて利用者がいる=儲かっているわけですから、新たにCMSを開発すればいいわけです。
最初はWordPressで小規模からはじめて、儲かったらオリジナルCMSでサイトリニューアルをする、というのがスマートなやり方です。
ネットではアクセス数が増え過ぎて困ることは一切ないんです。

チャット ランファ 右

WordPressで小さく始めて大きく育てるわけですね!

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。
ただし、WordPressをカスタマイズするというのは、エクセルでシューティングゲームを作るようなものなので、素人にとって一筋縄とは行かないんですね。

チャット ランファ 右

だってもともとブログを書くためのものですもんね。

チャット 阿修羅ワークス 左

はい。できなくはないけれど、面倒というやつです。
そこで、この講座があるわけです。

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