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笑うマトリョーシカ


笑うマトリョーシカ / 早見和真

人を操ることって意外と簡単なのかもしれない。
自分が操ってる側と思ってたら操られてた側だったりして。

さて、前のnoteにも書いてあるとおり
わたしは櫻井翔さんを応援している。

その櫻井さんが7月からのドラマに出演することが決まり
「笑うマトリョーシカ」という本が原作と知り
図書館で借りれるのか調べて即予約をした(早口)

数日後、予約した本を借りることができた。

明日も早いけど寝る前にちらっと読むか〜
お、面白い。へぇ〜。え??ふ〜ん。おっ!?

ページを捲る手は止まらずに気づけば半分ほど読んでしまっていた。
さすがに寝不足はお肌に悪いのでこの続きの楽しみは明日の夜にとっておいた。

眠りにつく前も、あの言葉の意味はなんだ?
誰と誰が繋がっていて、操ってるのは誰だ?
脳内で考えすぎて結局あんまり眠れなかった。

ここまで夢中に読めたのは久しぶりだった。
文字が頭に入ってこなくて読書が苦手になってた時期があったからだ。
そして、充実した夜を過ごせたのも久しぶりだった。

すでにキャストも発表されているが
本当にぴったりな配役だと思う。

政治家の清家(櫻井さん)はもちろんのこと
記者の道上(水川さん)、秘書の鈴木(玉山さん)
とてもハマり役だと思う。彼を特別応援してるからとかではなく、イメージに適している。

『先に生まれただけの僕』で校長先生の役をした時にいつか政治家の役やるだろうな〜となんとなく考えてたから。
これはとても嬉しい。

ただ、清家たちの高校生〜大学生の描写が多少あって
表情や言葉が重要になってくるから誰が演じるのか
そこは気になるところではある。

人間が1番怖いし、面白いなぁ。
この人のためなら自分を犠牲にしても…って思える人生ってあるのかな。

そんなことを考えられる作品。
ネタバレになるので多くは語りませんが…
是非、読んでみてくださいな。

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