『挨拶』可愛いから可愛がられる

教室では気持ちの良い『挨拶』が全体でできるように心がけ指導し続けています。

試合でも中々結果が出ない時は『コミュニケーションがたりない』つまり、基本の挨拶からできていないと実感する事があります。

限られた時間と稽古内容で、何を基本にし、何を大切にするかを考えた時に、教室内で気持ちの良い挨拶ができる環境を造りたいと考えています。

子ども達に挨拶の大切さを伝える際には、人でも動物でも『可愛いと可愛がられる』ということを話す事があります。

動物も人間も産まれたばかりの頃や幼い頃は、無条件に可愛く、『無償の愛』を捧げる事ができますが、それは幼児期、幼少期に限られている事で、少しずつ大人へと成長する過程で『可愛らしさ』は失われていきます。

しかし、大人になっても『可愛らしさ』や『愛嬌』を失わない人がいます。そのポイントが、『笑顔を大切にしている』更に『挨拶がきちんとできる人』ではないかと考えています。
つまり、『愛嬌のある挨拶ができる人は、大人になっても可愛いがられる』という事です。

心のこもった、心の通った挨拶ができるだけで、社会に出た時に必ず役に立つと信じて指導をしています。

上下関係をなしに、人に優しくしてもらったら「ありがとう」を言えたり、間違えた事をすれば「ごめんなさい」が言えると更にコミニュケーション能力も高まります。

剣道の稽古をしていると必然的にその様な機会がたくさん生まれ、剣道を通じて社会に出るまでの大切な経験を積む事ができます。

『子は親を映す鏡』という諺がありますが、『教え子は指導者を映す鏡』でもあると思います。

子ども達の良きお手本になるように、私が誰よりも元気よく、明るく、「先に」挨拶することを実践し、その大切さを伝えていきたいと思います。

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