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ブラック・フォン

スティーブンキングの息子、ジョー・ヒルが原作と聞いて見た、「ブラック・フォン」。

この顔、怖い。

何も先入観持たずに見たけど、これ、、良かったっすよー!!
まず、誘拐される男の子フィニー役のメイソン・テムズが美形ですごく綺麗!
ベニスに死すの、ビョルン・アンドレセンみたいな感じの美青年だ。
どんな血筋の設定なのだろう。ネイティブアメリカンぽく見えるんだけどね(妹は特にそんな感じ)

デンバーの北部で子供が誘拐される事件が相次ぎ、主人公フィニーの友達も次々と失踪する。
フィニーも魔の手にかかり監禁されるが、部屋にある黒電話に電話がかかってきて…。しかしその電話線は切れている。
かかってくる電話の相手は様々で、それぞれ逃げ出す手段や道具を教えてくれる。
だが、なかなかうまく行かない。

…これ、途中まで見ていると 誰から電話がかかってきてるのかわかるにつれて切なくなる。
死者がフィニーのために、自分が試した手段を教えてくれているのだ。
しかし、何を試しても成功せず心が折れそうになるフィニー。
そこへかけがえのない友人からの最後の電話が。
亡き友人の指導で、トレーニングを行うフィニー。その背後にはうっすらと亡き友(ロビン)が一緒にパンチを繰り出している。
これが、泣ける(>_<)
「俺はいつも一緒にいて、見守っている。諦めるな。俺は友を見捨てない」

怖いんだけど、泣ける。
感動する。
さすが、キングの息子の作品である!

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