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2022年に行った日帰り温泉[1,秋保、青根]

昨年の一月末にこちらに引越してきたので、そろそろ此処に住んで一年になる。
主人の定年退職を期に東京から宮城県へ。
宮城県S市は母の実家があった街で、叔父や従兄弟・従姉妹がたくさんいる。住むならS市(実家福島より好き)と思うくらい、自分の中では「住みたい町」ダントツ国内一位である。

そんなわけで老後を送ろうと思ってこの地に来たんだが、現在収入はないし、東京にいたときみたいな生活はできない。
移り住んで暫くは主人が再就職したが体力的理由で退職。
だが主人は「やっと休める!」と喜んで、一泊旅行は出費がかさむが日帰り温泉なら、と 雑誌のクーポンを使って日帰り温泉に行きまくった。昨年9月末〜11月頃である。

〈秋保〉
最初に行ったのは秋保だった。家からかなり近い。車で20分くらいで着ける。286号から逸れて温泉地に入ってすぐの辺りに比較的新しく、大きく立派な旅館が数件建っている。ホテル瑞鳳を選んだ。お風呂は広く、クセのないお湯。そういや昔は、秋保大滝にしか行ったことがなかったな。温泉に入るのは初めてだ。そのあとワイナリーを回り、ちょっとだけワインとつまみを食べて帰り、途中サイゼで食事した。たまたま行こうとしてた店が定休日だったのだ。
秋保は11月にもう一度行き、蘭亭でお風呂に入った。ここも綺麗で大きい旅館だった。
帰りに県道脇の駐車場に停めて、覗き橋の袂から川べりを散策した。らいらいきょう、といって小さいながら切り立った渓谷が見られる。紅葉が終わる頃だったがなかなか良い眺めだった。

〈青根〉
10月の二週目ごろは紅葉し始めてるかと蔵王に行った。紅葉はお釜近くが綺麗で、その下はまだだった。翌週来て見るとまさに見頃!五合目〜八合目くらいまで素晴らしかった。これを読んでいるアナタ、是非今年の紅葉の目安にしてほしい。
この時立ち寄ったのが青根。りゅうせん、という宿だったが泉質最高。
入った後、2時間以上身体が暖かい。
正直驚いた。 青根温泉は幼いとき、母に連れられて祖父が湯治してるという宿に訪ねた思い出がある。
祖父はせせこましく古風な部屋に泊まっており、広くていい部屋にいたのに急に泊り客が押し寄せたため、宿のひとに言われて親切にも狭い部屋に移ってやったのだという。
そのあたりの祖父の寛大さもすごいし、その時代営利目的で祖父に部屋を譲るよう迫った宿側も追及したいところである。
幼いながら観察していた記憶で、もしかしたら祖父が泊まっていたのは有名な某老舗旅館だったのではないか、と思うが、そこは言わないでおこう。証拠も何もないからね。
しかしとにかく青根の湯は私には素晴らしく、必ずまた来たいと思ったのである。
青根二度目は公衆浴場のじゃっぽの湯、そして11月に再びりゅうせんに訪れた。
いや、やっぱりいい湯。 泊まれたらどんだけいいだろう??多分湯あたりするくらい入ってのびてるな( ̄▽ ̄;)
そんくらい、おすすめの湯である。

東北のいいところは、なんと言っても東京と違って交通量が格段に少ないことだ。
よって運転のストレスが減る。
S市の南に住んでいるので、北上するためにはどうしても駅前のビルの間を抜ける道を使うことがあるが、それを迂回していくルートをもっぱら最近は使っている。
そんな調子で宮城県の北のほうにも行きましたぜ( ^ω^ ) 次回もアジなレポートをお伝えするつもりです♬

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