ある日の心のお話。

かれこれ3年ほど前の話

人生で初めての体験をした。

ある日の実習の帰り道、頭が真っ白になり涙が止まらなくなった。

当時、自分で何が起きているかわからなかった。

ギリギリで耐えていたものがプツンと切れたように感じた。


私はその日から1週間、外に出ることができなかった。



誰か知り合いが居るわけでもなければ、監視されているわけでもないのに動悸がした。

何が悲しくて泣いているのかわからないが、毎日涙が出ていた。

当時も今もだが、両親はこのことをよく思っていない。

甘え、逃げ、だらしない、今まで頑張って来れたじゃん、たくさん言われた。

でももう当時は限界だった。


この出来事が起きてから数ヶ月後、うつ病ではないか。と考え始めた。
初めて精神科に行った。
診察してもらっていた時のことはあまり覚えていないが、自分のことを相手に話そうとするたび、涙が溢れていた記憶はある。


1回目の診断の時は病名がつかなかったような。
数回行った後、ついた病名は『退却神経症(スチューデントアパシー)』


退却神経症の特徴は、

本業ができなくなる。他の事はできる。(遊びなど)

私も学校に行くと動悸がして苦しくなり行けなかったが、遊びに行くときはそれが起きづらかった。

それから私は学校に行けなくなり、中途退学という形で学生生活を終えた。

正直辞めたくはなかった。
だけど、精神状態があまりにも不安定で自分でコントロールができなかった。
悔しい。

努力して頑張っている人ほど、この世の中はキツく当たってくる。
どうして報われないのか、損してしまうのか。
未だに疑問に思う。

何が言いたいかって、頑張ったていいし頑張れなくたっていい。
自分を壊さないで。心は気づかないうちにたくさんのダメージを受けている。

大丈夫だよ、そこに縛られなくたってたくさん未来はあるから。



最後まで読んでくれてありがとう。

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