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PMI:ポスト・マージャ―・インテグレーション Day1

PMI ポスト・マージャ―・インテグレーション Day1に実行すべきことについて解説する予定です。被買収企業株式取得などのM&A取引実行完了後、ポスト・マージャ―・インテグレーションのプロセスに入ります。PMIでは、被買収企業の重要幹部(CEO、CFO、COO)、及びキーマネージャのリテンション報酬の実行やコーポレートガバナンスの仕組みの構築を100日を目途に仕上げていく必要があります。では、そもそもM&A取引成立後の翌日(Day1)では、買い手企業はどのようなアクションをすべきなのか、解説します。

Day1のプログラムは、下記の縦付で組み、約1時間かけて実行することが望ましいと考えます。PMI初日ということもあり、長く時間をかければ、良いということではありません。買い手が誠意をもって、被買収企業をグループ一員として受け入れることを伝えることが肝心です。そのため、買い手側は、新CEO候補、親会社社長、事業統括部長、新役員、売り手側は、現経営陣、キーマネージャーが参加して、顔合わせすることで、十分です。

~PMI Day1 プログラム~

1新CEO候補からの挨拶

2親会社社長からの挨拶

3被買収企業CEOからの挨拶

4親会社事業統括部長からの挨拶

5被買収企業オフィサー/親会社新経営陣の自己紹介

6PMIチーム編成と実行内容

最後は、PMIのチーム編成と実行内容の情報共有です。PMIチームは、主に親会社人員及び派遣役員から構成されることになります。実行内容は、コーポレートガバナンス構築に際して、親会社が早急に取り組む事項を織り込み、共有することが必要です。

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