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220515紫野あすか街角トーク14

5月15日(日)11時から三鷹駅南口にて街角トークを行いました。


天気が心配されましたが、
雨に降られることもなく、無事行われました。


☆沖縄に連帯

15日は、沖縄本土復帰50年の日でもありますので、沖縄への連帯スピーチや展示などもありました。

沖縄は住民を巻き込んだ地上戦で、20万人以上の人が亡くなりました。
いまだに日本の米軍基地の70%が沖縄にあります。

いまだに、辺野古への新基地建設の自然破壊問題、遺骨土砂の問題、返還された基地の環境汚染問題など様々な問題で、沖縄の住民を苦しめています。

50年経った現在、ウクライナでも戦争によって住民の平穏な暮らしが奪われ苦しんでいる人々がいます。

沖縄への連帯は、ウクライナの人々への連帯であり、私たちの暮らしを守る道へと続いています。

☆トーク内容

議会のことから憲法の話、7月にある参議院選挙の話まで及びました。
チラシも配布されました。


☆補聴器購入助成

地方自治法により、議員定数の12分の1以上の人数で条例提案権を得ることができます。それを活用して、共産党三鷹市議団は、高齢者の補聴器購入費助成を条例提案しました。


しかし、昨年の3月議会で自民党・公明党により否決されました。
詳細は以下の通り。

あすかさん作成のチラシ

公明党の反対理由は、「時期尚早」というものでした。
その後もあきらめずに、提案し続けたら、河村三鷹市長からは「もうちょっと待っていてくださいね」という言葉もらったそうです。

そして今年3月、三鷹市は、補聴器購入費助成として
18歳以上の市民で本人の合計所得が210万円未満の人、
一人当たり2分の1補助上限40,000円
助成すると決定し、この10月から実施されることとなりました。

東京23区では、補聴器購入費助成制度を導入しているところが多いのですが、三多摩では三鷹市が初です。
新宿区では、補聴器の現物支給をしていたり、江東区では、区役所で調整師に補聴器の調整を週に一度してもらうこともできるため、かなり多くの人が利用している制度なのだそうです。
三鷹市でも今後、調整師の利用もできるよう3月議会で要求しました。

あすかさん作成のチラシにも書いてありますが、耳の聞こえを良くすることで、高齢者の外出の機会を増やし、人との関わりの中で健康寿命を延ばしていくことができるので、是非補聴器購入助成を利用して欲しいとのことでした。

☆子ども医療費18歳まで無償化

お母さんやお父さんたちの運動によって、50年かかりましたが、
子ども医療費18歳まで無償化されることになりました。
所得による格差がなくなりました。
東京都もやっと動き出して、三鷹市ではこの秋から所得制限なしで18歳まで無償化されることになりました。

小さい運動でも地道に続けることの大切さが伝わってきますね。


☆コミセン体育館への空調設備の設置

2019年4月の選挙の時、宣伝で出会った子ども達に困っていることを聞いたら、「学校トイレをきれいにして欲しい」「体育館にエアコンをつけて欲しい」という切実な子ども達の要望がありました。
当選して、最初の議会で学校トイレ、2回目の議会で体育館のエアコンについて質問し、実現しました。

☆市民アンケート

共産党三鷹市議団では、現在、市民の皆さんの声を集めるべく
アンケート調査を実施しています。
全戸配布しています。
今度の議会では、その声をそのまま届けようと質問を考えているあすかさんです。

アンケート結果を見ていて、多くの人に共通しているのは、
未来に対する不安や心配。
消費税廃止の声や税金の負担を減らしてとの声もあります。
暮らしのために税金をつかっていくのが政治の役目です。

あすかさんには市民の皆さんの声が行政に届くことで、行政側も対応を変えていくという実感があるそうです。
ぜひ、こうして欲しい等の声を聞かせて欲しいと話されていました。


☆駅前再開発

河村三鷹市長は駅前再開発をしたいと意気込んでいるそうです。
あすかさんは先日も三鷹駅南口中央通り沿いのUR団地の方にお話を聞いたそうですが、築60年ということもあり老朽化している、「5階建てなのにえすかれーたーやエレベーターもない」「救急車を呼んでも狭くて入れない」などの声を聞いたそうです。

地元の方々の声を聞いて、その要望に沿った街づくりをしてくことが大切と、三鷹市にも要求しているそうです。
市民アンケートでも、地元の方々は高層ビルはいらないと言っているそうで、三鷹市もその声を受け、高層ビルについてトーンダウンしているそうです。
声を届けることで三鷹市の対応も変わっていくと思うのでどんどん声を寄せて欲しいとのことでした。


☆デジタル社会

今、国はデジタル社会にしようとしています。
便利になるのは悪いことではないが、そこに乗じて私たちの個人情報を国が一括管理をしようとしています。

あすかさんはマイナンバーカードはとても怖いと思っているそうです。
安全性への配慮などかけているので、個人資産や健康状態、学力などを一括管理して、自衛隊への勧誘などに利用される危険性などもあるそうです。

また、行政の窓口対応にロボット対応にしようとしていて、人間同士の心の通い合いなどもなくなり、人間関係が希薄になっていくことは問題であると感じているそうです。



☆ウクライナのこと

税金を武器購入に使わないで、という話からウクライナの歌姫、カテリーナさんのコンサートに行かれた話になりました。
カテリーナさんはバンドゥーラという楽器を演奏しながら、「つばさをください」や「ふるさと」を歌ったそうです。


ウクライナの悲しくて辛い歴史やチェルノブイリから2.5キロの村に生まれて1ヶ月でキエフに移住したこと。キエフでは放射能が移ると苛められ、なかなか友達ができない幼少期を過ごしたこと。そんな中で音楽に出会い海外に行き、日本が大好きになり日本に移住して家族を持ったら福島の原発事故が起きたことなど話されました。

日本は平和な国だと思っていたのに、ウクライナの戦争に乗じて憲法を変えようとしたり、核を持った方がいいのではないか、軍事費を2倍にした方がいいと言い出す政治家がいる状況に、カテリーナさんの歌を聞きながら申し訳ない気持ちにあすかさんはなったそうです。

わたしたちの住む街の中で、平和のことを考えて行動していこうと思ったそうです。

バンドゥーラという楽器は、目の不自由な方が奏でながらウクライナのことを物語にして歌うという日本の「琵琶」という楽器と共通性があるそうです。
また、ソ連時代に支配者がバンドゥーラ奏者を300人くらい集めて遠征に行くとだまして皆殺しにしてしまったという悲しい歴史もあるそうです。

これこそ平和のために使われる楽器だとカテリーナさんはお話されたそうです。

☆参議院選挙

この7月に参議院選挙があります。
例えば、国民の暮らしに役立つ税金の使い方にしたいと思っていても
採決は人数で決まります。
だから、選挙でどんな人柄で、どんな考え方の議員を選ぶかがとても大切になってくるのだということを、あすかさんは日頃痛感しているそうです。

ウクライナの戦争に乗じて改憲を推し進める勢力がいます。選挙の時はそういうことを言わない人もいます。
果たして、そんな人を、そんな政党を選挙で選んでよいのでしょうか?

日本の憲法は戦争の反省から生まれた素晴らしい宝物です。この憲法を護っていくことが、私たちの暮らしを守ることに繋がります。
そのためには、東京選挙区では憲法王子こと山添拓参議院議員を、比例では日本共産党をよろしくお願い致します。


☆最後に

消費税減税、ジェンダー格差をなくすなど、皆さんのお困りごと一つ一つ
お聞きして、市政、都政、国政にお届けして、暮らし向きを良くしていきたいとお話されました。

また、「議員になるまでは、『議会は闘いに行く場所』と思っていましたが、議員になって『議会は話し合いに行く場所』だと思うようになりました。話し合いでより良い暮らしにしていくことが政治の役目」とお話されました。



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