OpenSeaコレクションページの解説
「NFTを買ってみたい!」
そう思って、OpenSeaのページを開いてみたものの、何がなんだか分からない・・・。
やっぱりNFTって、難しいんだな。
そう思って、そっとパソコンを閉じた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
慣れてしまえば、簡単でシンプルなページなのですが、そもそも英語ベースで翻訳しても日本語訳が微妙。
なんとなくいい感じのイラストを見つけたところで、このNFTは人気なの?
どのくらい売買されているの?
そうった事が分からずに買えない。
最初はそんな感じですよね。
でもOpenSeaのコレクションページを見て、それがどういった意味なのかを理解できれば、「このコレクション、こんなに沢山の人に買われているんだ!」とか「すごい!どんどん値上がりしてる!」といったことが分かるようになります。
ただ現実にはTwitterなどで人気のコレクションや好きなクリエターさんを見つけて、「この人のコレクションを買いたい!」と思う場合がほとんどではないでしょうか。
Twitterにコレクションページのリンクが貼ってあれば、偽物のコレクションに騙されることがなく購入ページにたどり着けるのですが。
もちろんOpenSeaのサイトからでも目的のNFTを探せます。
OpenSeaのトップページです。
どうしても英語が苦手という場合はGoogle翻訳で日本語に変換できますが、日本語翻訳状態だとエラーになって動かないことがあります。
コレクションを見たいだけの場合は日本語翻訳でもいいのですが、購入したりオファーをしたりする場合は英語の状態で操作することをオススメします。
今回は国内で最も盛り上がりのある「CryptoNinja Partners」のコレクションページを見る場合を例に解説していきます。
まずは一番上の🔍マークの部分にCryptoNinja Partnersと入力します。
すると、このようなコレクションページにたどり着きます。
人気のコレクションはそっくりに作られた偽物ページがあります。
ホンモノかどうかを見分けるために、まずはこのページの4つの数字をチェックしましょう。
「items(アイテム)」の部分に2.22万kとあります。
これはコレクションが22,222体発行された事を意味します。
数が多いと感じるかも知れませんが、これはジェネラティブというコンピューターで自動生成されたタイプのコレクションだからです。
次に「owners(所有者)」の部分を見ましょう。
ここはコレクションを持っている人の数です。
3,730人がこのコレクションを持っています。
人気のコレクションのはずなのに、極端に数が少ない…など、不審な点があれば、ニセモノと見抜けますので、ここもチェックしましょう。
悪質な場合は勝手に他人に送りつけて、数を多くしている場合もあるので、必ずしも「数が多いから安心。」ではありませんが、一つの目安になりますね。
次に「floor price(最低料金)」です。
ここは重要視されがちな項目なので、必ずチェックするクセを付けましょう。
これはコレクションの中で最も安いものはいくらなのかを見れます。
これはイーサリアム(ETH)という暗号資産で今の最低料金を教えてくれます。
0.191とあれば、最も安いのは0.191ETHで買えるという事を意味しています。
最後に「traded(全容積)」という部分を見ます。
これは日本語で全容積と言われても分かりませんが、二次流通で売買がどれだけされているかを見ることができます。
ちなみに1ETHは約24万円(2022年6月3日現在)なので、691とあるともの「すごい金額が取り引きされている!」とすぐに分かりますよね。
これはホンモノの人気コレクションだ!
という事がすぐに分かります。
次に「items(アイテム)」の隣に「Activity(アクティビティ)」という項目があるので、ここも見ていきましょう。
最初は「どれだけ売れているか」を知りたい場合がほとんどだと思います。
長期に渡って、たくさん売買されていると、もしいらなくなったら手放せるということが分かるので安心して購入できますよね。
チャートがでてくるので、人気(平均価格)が上がっているのか下がっているのか、すぐに分かります。
その下に直近の売買が表示されています。
「みんな何を買っているのか」
意外と知りたくても知れない情報ですが、OpenSeaの場合は全て表示されているのがスゴイところ。
「この人、こんな高い値段で買ってる!」
「最低価格だけじゃなく、どうしても欲しいコレクションは高い値段で売買されるんだな!」
なんて情報をチェックできます。
細かい事を上げると、購入した人がどんな人なのかが分かったりもしますが、まずは最低このくらいチェックすれば、コレクションの概要は知れると思います。
次回は「自分の欲しいアイテムを探す」を解説していきたいと思います。
少しづつOpenSeaに慣れて、広くて開かれた海で自分だけのお宝を見つけましょう!
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