英語の音声変化 ~連結と同化~

こんにちは。明日香です。

もう5月ですね。。だんだん暖かくなってきて5月病が発症する時期でしょうか。笑
寒暖差に体がやられ気味ですが、いっぱい食べていっぱい寝て、5月も元気に過ごしたいと思います。笑

さて、今回は英語発音の強敵と言っても良いくらいの英語の音声変化について指摘されたので、少しまとめてみようと思います。

英語を学んでいると、単語ひとつひとつの発音を覚えても、文章にすると「全然ちゃう発音やん!」となることが多々あります。
英語は、前後の単語によって音に変化を受けやすいので、その変化方法も頭に入れておかなければいけません。
私は留学中に初めてこの変化について習ったのですが、日本人がリスニングが苦手な理由のほとんどがこれのせいだと思っています。

(ややこしいねん・・・変化せんといてや・・・)

という心の声は置いておいて、シャドーイングを録音してネイティブに送ったものを添削してもらい、発音変化について指摘されたのでまとめてみました。

連結 (Linking/Liaison)

一つ目は連結です。リンキング、または、リエゾンとも呼ばれます。
連結は、ある単語の最後の音とその後に続く単語の最初の音がつながって発音される変化です。

発生するパターンは以下4つです。
①子音+母音
②子音+子音
③母音+母音
④T, D, S or Z + Y

①子音+母音

最後の音が子音で終わる単語 + 最初の音が母音で始まる単語
→つなぎ目が連結して一つの音として発音される

例)
・hold on → [holdon]
・take it →[teikit]
・tell him → [tellim]

②子音+子音

最後の音が子音で終わる単語 + 最初の音が子音で始まる単語
→前の単語の最後の音が詰まって省略される

例)
・get there → [ge(t) there]
・hard times → [har(d) times]
・that day → [tha(t) day]

③母音+母音

最後の音が母音で終わる単語 + 最初の音が母音で始まる単語
→つなぎ目部分に "w" や "y" などの音が入る

例)
・go away → [go(w) away]
・who is → [who(w)iz]
・she isn't → [she(y)isn't]

④ T, D,S or Z+Y

T + Y = CH
例)
・What's your name? →[wəcher name]
・I want you to do it. → [I wan chew t' do(w)it]
・let you know → [letcha know]

D + Y = J
例)
・Did you see it? → [didjə see(y)it]
・We followed your instructions. [we fallow jerin strəctionz]

Z + Y = ZH
例)
・How's your family? [hæozhier fæmlee]
・When's your birthday? [wεrzh'r mäm]

同化 (Assimilation)

同化とは、隣り合っている音の影響を受けて、「別の音」になってしまう現象です

同化には、以下3つあります
① 逆行同化(Regressive assimilation)
② 進行同化 (Progressive assimilation)
③ 相互同化 (Coalesxent assimilation)

①逆行同化(Regressive assimilation)

後ろの音によって前の音が変化すること
└前の単語の末音が /t/ /d/ /n/など上の歯に舌をつけて発音する子音のときに起こる
例)
That pen → [Tha(p) pen]

② 進行同化 (Progressive assimilation)

前の音によって後ろの音が変化すること
└前の単語の末音が /t/ /d/ /n/など上の歯に舌をつけて発音する子音+th /ð/ で始まる単語
例)
in the → in ne (インナ)

③ 相互同化 (Coalescent assimilation)

隣り合う2つの音がお互いに影響し合うこと
└子音+y /j/ で始まる単語
例)
Could you → cou jyu (クジュ)

明日香が間違えた発音

私がシャドーイング練習をした際に2つの音声変化が見られ、指摘を受けたので見ていきます

(1) You're on →[youron]
これは連結の子音+母音のパターンに近いのかと思っています。
前の子音rと後の母音oがくっついてひとつの音になっているように聞こえます。

(2) on the way → [on ne way]
これは進行同化が起きています。
オンナウェイと発音するように、theの音がナというふうに変化します。

シャドーイング音声


But now imagine you're on the way to a job interview. What that person is doing, it hasn't changed, right? So primary appraisal doesn't change; still bad, still blameworthy. But your ability to cope with it sure does. Because all of a sudden, you're going to be late to that job interview. All of a sudden, you are not going to get your dream job, the one that was going to give you piles and piles of money.

TED TALKS "Why we get mad -- and why it's healthy"

ネイティブFeedback

こんにちは、明日香さん。
とても良く出来ていますね!
シャドーイング練習は素晴らしいです。
表現についてひとつアドバイスをしたいと思います。
"You're on the way" という表現です。
何回も言って、だんだん早く言うので、私の発音と一致させるように発音してみてください。
"You're on the way"
このアドバイスがお役に立てると嬉しいです。
何か質問がありましたら、ご返信ください。

まとめ

自分では言えてるつもり〜・・・でしたが、実際ネイティブに聞いてもらうと正しく聞こえてなかったようです。
ひとつの単語の発音を覚えた上で、連結や同化を頭に入れておくとよりリスニング、発音力が向上するはずです。
ただ、きちんと理解せずに、むやみやたらと連結や同化を使いすぎても正確な発音からは離れていく気がしています。
ここが英語の難しいところですね。。。
ひとつずつ根気良く覚えていこうとおもいます〜〜

それでは今日はこのへんで!Bye〜!

参考にした記事

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