見出し画像

「しっくり」が導くもの

新型コロナウイルスの感染が再拡大化し第二波到来の可能性も高まってきており「いつまで自粛すれば、、」「いつもどおりの生活はいつ戻るのか」と不安を感じる人がほとんどだと思います。長期化が予想されている中でいつまでも自粛だけではいかず、コロナとの新しい生活を見出していかなければならないのが現状でしょう。

私もそのうちの1人であり、オンラインが当たり前となってきた就活、友達との遊び方でどのようにコロナと過ごしていけばよいか先の見えない不安を抱えています。

このような状況下で、少しでもコロナとの新しい生活のヒントにならないかと
株式会社オカムラさんが運営するbee「work mill」プロジェクトのイベントの一つである
8月12日(水)19:00〜
「あなたの心をEnlight!晋也と一也のトークショーvol.4」

というウェブセミナーに参加させていただきました!

ゲストスピーカーはドラゴンボールについて熱く語られた株式会社レセオ・代表取締役そして神戸大学客員准教授の山本晋也さんとオススメの本はアレックス・アレックス・ロビラという株式会社場活堂・代表取締役の泉一也さんです。

このトークショーは晋也さんと一也さんが参加者の質問に答えながら司会者を含め、トークを進めていくもので、これから就活を迎え、自分の将来を決めていかなければならない学生の私にとってとてもタメになるものでした!

⚪︎これからのコミュニケーション方法

Q在宅が一般化した現在、前提の関係がないままオンライン上でコミュニケーションをとり続けていくにはどうしたら良い??


晋也さん:新しいコミュニケーションの取り方が始まったと考えて、お互いに課題意識があるのならオンラインツールでどうやったらコミュニケーションがとれるのか腹を割って話していく事が大事。

一也さん:メタファを探す。タモリさんや徹子の部屋みたいにコミュニケーションを取るのが上手い人の行動、身振り手振りをパクる。


晋也さんの考え方は、これからよりオンラインが一般化し従来の形とは違った新入生や新社員の歓迎会となり新しいコミュニケーション方法を生み出していかなければならない私たちにとってのヒントになるものでありました。そして一也さんの考え方はコミュニケーション方法に限らずに自分の理想とする人物像に近づける方法でもあるなと思いました。自分の目標とする人物を真似ていく事でいつの間にか自分がなりたかった人になれる近道でもあると思います。

⚪︎「しっくり」が導くもの

Q自分が活躍できる場を見出すコツは?自分が出会いたいと思える人との出会いをするには?

晋也:自分がここに行きたいから、これをしたいから、これをしなければならないといった事の繰り返し。明らかにしていく事が大事。

一也:違和感を我慢せずに、価値観の違いを素直に言ってみるコミュニケーションを行なっていくことで自然と出会う。

これらの質問に対して晋也さんと一也さん、お二方が声をそろえて仰っていたのは「しっくりする方を選ぶ」といった回答でした。自分がしっくりくると思える方向を選択していく事で自分がしたいと思えることが自然と見えてくる、そして今の仕事を楽しんで行う事ができ、自ずと自分の目標とする人や、自分の人生の壁を乗り越えれる人に出会う事ができる。しかし、しっくりこなかった事に遭遇した場合、やらないという選択肢をとったとしても、しっくりきていないものは何なのか相手に伝えれるように明白にしなければならないというものでした。


「しっくり」といったワードは漠然として聞こえますが、新型コロナウイルスの影響でこれからの社会がこうなるのだから、自分はこうしようと社会を前提に考えがちな私たちにとって、自分がどういう風に生きていきたいかと自分を基本としてこれからの社会を考えていくといった本来の考え方に気づかされる意味のある言葉に思えました。

一也さんは、人間には夢を叶える際に「ドリーマー」、「感覚で進んでいく」2つのタイプがあると考えており。ドリーマーはもし野球選手になりたいと決めたらその為に努力、我慢、辛抱をしながらただひたすらその道に向かうタイプです。「感覚で進んでいく」人は感覚でこれはしたくない、したい、と選択を繰り返し自分のやりたい事に近づいていくというものです。私が個人的にこの考え方が面白いと思い絵で表してみました!

スクリーンショット 2020-08-23 13.14.56


○今回のセミナーに参加して

「コロナのせいで」と考えず、「コロナでチャンスを掴む」といった今の世の中の状況をものともせずに、むしろ楽しんでいるお二方の考えはとても勉強になりました。もし生まれ変わるならもう一度自分になりたいとお二人が声を揃えて言った言葉は、現在将来の進路について迷っている私にとってはとても刺さるもので、自分がしたい事、将来どうなりたいかというよりも、安定している、名が通っている会社を基準に考えてしまっている自分がいました。ですが、今回のトークショーを通して自分のしたい事、したくない事そして「しっくりくる方」を1つ1つ見直して自分の進路を決めていきたいな思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?