本の中になにがある

こんにちは。
三日坊主、遅寝遅起き、糸です。

突然ですが、皆様一万円選書をご存じでしょうか?

一万円選書とは、北海道砂川市にあるいわた書店の店主が
一万円分の本を選書してくれるものです。
カルテといわれる問いに答え、それを返送しリストを出してくれます。
二年前に義父からこの話を聞いて、興味はありましたがその時はへ~。と話を流していました。Instagramだけぽちっとフォロー。

10月の頭に選書の受付を開始するとの投稿が。
ちょうどその時に仕事前によく通っていた書店が閉店してしまい、
大きな書店で本を探すことができない私は書店難民になってしまったのです。
これはチャンスだと思い、即申し込みをしました。

翌月になって、11月の選書に選ばれましたとのメールが。
おお!こんなに早く当たるものなのか。
がしかし、メールには3,724通の中から選ばれたとのこと。
今年の運を振り絞って使い果たした感はありますよね。
いや~ありがとうございます。

カルテの問いは中々難いもので、普段使われていない部分の脳みそをフル回転させて考えました。仕事や家事をしながら常にぼんやりとカルテのことを考えていたのです。
一週間後にカルテを完成させ、返送してから約2週間後にメールが届き、
選書していただいたリストがこちらです。

・カーテンコール! 加納 朋子さん
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこさん
・ちいさな桃源郷 池内 紀さん
・生きるぼくら 原田 マハさん
・田村はまだか 朝倉 かすみさん
・トリツカレ男 いしい しんじさん
・へろへろ 鹿子 裕文さん
・神様たちの遊ぶ庭 宮下 奈都さん
・人生山あり谷あり家族あり 岸田 ひろ実さん
・やがて訪れる春のために はらだ みずきさん
・虹色図書館のかいじゅうたち 櫻井とりおさん 以上の11作品です。

すでに読んでいる本があれば差し替えてもらいます。
私は読んでいる本はなかったので提示されている内容で決定し入金しました。

私が本を購入するときには、
表紙のイラストはもちろん、書店の店員さんの手書きの帯など結構重要視していて選書しています。
知らず知らずのうちに似たり寄ったりのものを選んでいたりするんですよね。新たな世界が広がりそう。

本の中に
なにがある
字がある
字の中になにが
あるか
宇宙がある

いわた書店

うん、震えました。
気になった方、是非お勧めいたします。
次回の受付は来年の10月になるかと思います。

何から読もうかな、しばらく積読して考えます。
ではでは、また。

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