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【HOU】オフシーズン展望-2023-
こんにちは、あすとろビエボです
あの惜敗だったテキサス・レンジャーズとのリーグチャンピオンシップから約2ヶ月ほどが経ち、ストーブリーグ真っ只中となりましたね
今年のFA市場には大谷さんやベリンジャーなどの実績のある野手、多くの先発投手やアジアの目玉選手などがおり、行方が楽しみな選手が多いものです。
ヒューストン・アストロズは?というと
ここまで目立ったのはベイカー監督の退任と
エスパーダ新監督の就任だけでしょうか
ただ、もちろんアストロズも全く補強をしないつもりではなく、ブラウンGMも補強については明言してたりするのでご安心を
(もし開幕までに何の補強もなかったら、謝ります…)
ということで、早速アストロズのオフシーズン展望について見ていきたいと思います!
アストロズの補強ポイント
アストロズの補強ポイントで
ブラウンGMが明言しているのは2つ
それは「控え捕手」と「救援投手」です
これについて言及したのはシーズン終了直後あたりでしたが、ウィンターミーティングでも同じ発言をしていたのでおそらく変わることはないと思います。
Focus remains relief pitching/catcher. “I’m not interested in overpaying in relief market.”
( 焦点は救援投手/捕手のまま。私はリリーフ市場での過大な支払いには興味はありません)
ですので、今オフはアストロズが大きな補強をすることは無さそうですが(戦力低下もあまりない)
まあ、勝負が来年以降なのはお分かりの通り
ブレグマン&アルトゥーべのFA、そして2年後にはバルデス&タッカーがFA、バーランダーや守護神・プレスリーも動向次第となっていますから
今オフは上記の2つのポジションさえ埋めれば
問題ない、という感じでしょうか
控え捕手
まず最初に、これからは今季ブレイクしたルーキーのヤイナー・ディアスがアストロズの正捕手に
なる予定です。今季は捕手として42試合に出場し
四球率2.9%、三振も19.6%に抑え全体的には心強い選手でした。ただやはりベテランのマルドナードのバックアップという印象が強かったですね
また、打者としては…
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はい、OPS8超えと結構良い感じでした
今季のAL新人王の投票では5位に入り、ルーキーファーストチームの捕手にも選ばれる活躍で
まさにアストロズの期待のルーキーでしょう
(昨年のペーニャに続いて期待のルーキーが出てきてくれて嬉しいものです!)
ということでディアスが来年の正捕手となる予定ですが、もちろん全試合に出場するのは難しそうなので、その為のバックアップで控え捕手を獲得するという形です。
それだけでなく、ディアスが若手ということも
考えれば「ベテラン捕手」が必要でしょうし
ある意味教育係?のような選手となるでしょう。
では、具体的にありそうな選手を上げていきます
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(Full-countより)
マーティン・マルドナード(37)🇵🇷
今季の正捕手のマルドナードは、2020年は好調だったものの過去3年間で見ると打撃は低調
守備面は悪くないが、
2023年では数字が少し落ち込んだ。
「ベテラン」としての役割は大事だが、再契約して控え捕手となるのは難しそうか?
ただ、球団はマルドナードの守備を評価しており
マルドナードの投手との仕事ぶりや試合の計画をたて、それを実行する力を称賛しているため
アストロズとの再契約の可能性も無くはない。
(12月上旬時点では他球団が興味ありと報道)
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オースティン・ヘッジス(31)🇺🇸
今季はTEXとPITでプレー
守備面ではフレーミングも含め毎年好成績を残しており、高い守備力を持つ。打撃成績は良いわけでもないが、アストロズであれば、そこまで打力不足にはならないと予想。
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ヤスマニー・グランダル(35)🇨🇺
今季までCWSでプレー。控え捕手となると結構適している選手ではあると思う。
また、経験豊富のベテランでもあるので、ホワイトソックスの動向によってはこちらもありかも。
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ビクター・カラティーニ(30)🇵🇷
今季までMILでプレーしており、FAとなった
個人的にはダルビッシュの専属捕手のイメージが強い。1塁と捕手のスイッチヒッターで、守備・打撃ともに問題ないため、個人的には獲得もありなのではと思う。
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タッカー・バーンハート(32)🇺🇸
今季はCHCでプレー。アストロズが既に興味を示しているとの報道がある為可能性は高い。
2017と2020でゴールドグラブ賞を受賞しており
捕手としての実力は十分にある。
まさに守備思考のベテラン。
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ということで、上記で数人簡単に挙げましたが
トレード市場には他にも多くの捕手がいるので、
その中でどう動くかが気になるところです。
救援投手
次に救援投手ですが、またこちらも多くの候補がおり難しいところでございますな。
まず第一に考えないといけないのはフィル・メイトン、ヘクター・ネリス、そしてライン・スタネックの3投手が現在FAであるということですね。
そしてアストロズは、来年の主力との契約に必要な資金のため今オフはあまりお金をかけられないこと。この2つが大事なポイントになります。
最初のブラウンGMの発言の引用にもある通り
「リリーフへの過大な支払いには興味がない」と
言っているものですから、いかにお金をかけずに
投手を補強するかということになってきそうです
また上記の3選手との再契約についてですが
スタネックとメイトンは再契約の可能性もあるものの、ネリスは$8.5での契約延長オプションを破棄したことで、もちろん再契約となるとこれ以上の額となる可能性が高く、財政的にも難しい可能性があるのです。もちろん再契約の可能性が全くないとはいいきれないのですが…
(個人的にはしてほしい)
またメイトンやネリスは既に他球団から興味ありとの報道もあるため、争奪戦となることも予想されるわけです。
また、ブラウンGMは地元メディアに対し、このような発言をしていました
...we're going to have to replace Maton, Neris and Stanek.
まあつまり、アストロズはメイトン、ネリス、スタネックの復帰をあまり期待していないようで…
現実的に考えれば、3人全員との再契約更新は
無さそうかなと。
ウィットリーのメジャー昇格は?
ここで来季の補強候補の前に、個人的に内部補強として救援投手枠としてできるのではないか?と思うのがこのフォレスト・ウィットリーです
2016年 MLBドラフト1巡目であり、トップ・ピッチング・プロスペクトのウィットリーは2021年にUCL(内側尺骨側副靭帯)でトミージョン手術をし昨年復帰したが、今年は右大腿部捻挫によりトリプルAのシュガーランドにて
30イニング 1勝2敗 防御率5.70
WHIP1.33、17四球、32奪三振という成績に。
今オフは既に回復したようで、来年はリリーバーとしてスプリング・トレーニングに参加することが決定しており、ようやくのメジャー昇格があるかどうかが気になるところです。
メジャーがある場合にはチームのブルペンのポジションで争うことになりそうですが、まずは健康を維持することが1番ですね
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ちなみにウィットリーはバウアーとのYouTubeでも有名なモメンタム軍団とコラボして、エリックから奪三振とっている動画もあるので是非見てみてください
(ここには貼れませんでした🙇)
救援投手の補強候補
救援投手の補強候補で、最近アストロズが興味を持っている投手としては…
ドミンゴ・ヘルマン(31)🇩🇴
2023年にはアスレチックス相手に完全試合も達成した右腕。最速99.5mph(約160.1km/h)の速球にカーブやチェンジアップを投じる。
アストロズが興味を示しているというが
アルコール依存症の治療があるようなので、可能性は低いのではないかと思う。
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アロルディス・チャップマン(35)🇨🇺
チャップマンにアストロズ入りの可能性があるとは思わなかったが、実際には交渉している?との報道も。知っている人も多いとは思うが、今季はロイヤルズの他、レンジャーズでもプレーし優勝を経験
かなり実績のあるベテランという感じ。
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今の所興味をもたれているのは、この2人とヒックスくらいでしょうか。ヒックスに関しては年俸的に厳しそうな気もするんですが…
最後に
ということで、上記のように簡単に候補について書いてみました。オフシーズンなにがあるかわからないですし、トレードもありそうですから
シーズンじゃなくとも毎日移籍情報のチェックで忙しくなりそうですね。
また、結構長い文章になってはしまいましたが
お読みいただきありがとうございました!
初めてこのような感じで書いたので、読者の方にしっかり伝わっているか、誤情報がないかなど
結構不安です笑
改善点や書き方のアドバイスなどあれば、ご気軽にXのDMなどでご連絡ください🙇
それでは、また次回!
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