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R-TYPE FINAL2 DLC Xを捻じ伏せる

久しぶりにゲームというか、RTF2の記事です。改めての説明ですが不肖私17歳、この3年間R-TYPE FINAL2の演習……攻略を続けている「最大手」で御座います。(なお知名度)但し、それを堂々と言えるのはあくまでもこのゲームにおける「メインコース」の攻略のみで、追加ステージとして配信されているDLC3コースとPS5限定のEvolvedコースに関してはかなり手薄な状態でした。まぁEvolvedコースに関してはSteamユーザーとしてはもうあきらめるよりないとして、DLCコースの攻略を進めていないのはさすがにどうなのか。というわけでここ最近は配信でDLCコースの攻略を進めてきたので、とりあえず手になじんだ成果をしっかり書き記しておくこととしました。


攻略、その前に

攻略方針を明示しておきますが、難易度NORMALの攻略となります。上位難易度は付け焼刃じゃ手に負えないし、「まずNORMALがキッチリできる」が上位難易度帯への一番の近道です。

このゲームにおける「攻略」はとりあえず機体性能で捻じ伏せる「表層の段階」と、ステージ上で起こっているストラテジを踏まえて、搭乗した機体ごとの対策を想定して、適宜実行できる「深層の段階」があります。現状のプレイ密度では深層の段階には到底届かず、ここでは恐らく最適と思われる機体をあてがい続ける表層の段階での攻略となります。僕のプレイスタイル自体がこの表層の段階においての俯瞰力に特化しているという実情もあります。この方法の注意点として、各パイロットが各位のスキルや攻略方針と機体性能の噛み合わせに依存して、最適な機体が収束しないことがあります。極端な話、「結論として弾受け性能が極端に高いRX-12ですべて解決が可能」、「結論として対ボス性能が極端に高いR-9/02ですべて解決が可能」という方法もあるという事です。

現在もよい攻略方法を模索中です。DLC Xに関してはある程度固定化されつつありますが、より良い方法が見つかれば改訂の可能性があります。

DLC Xコース、攻略

先に本攻略でハンガーに入れておく機体と、入れておきたい機体をリストアップしておきます。

  • 必須

    • R-9Leo2 / Leo II

    • R-9WB / Happy Days

    • R-9B3 / Sleipnir

    • TX-T / Eclipse

      • お好みでRX-10、RX-12可

    • R-13B2 / Caron

  • 推奨

    • R-9/02 / Ragnarok II

      • 困ったときは吹き飛ばせばいいという余裕は必要です

    • R-9uso799 / April Fools Prototype

      • 復帰最強格なのでどうにもならなくなった時は常に試す価値がある機体です

Stage X1.0: 火炎渦巻く兵器工場

搭乗機体: R-9WB

前提知識として、R-9WBであればファイアキャスクが1loop波動砲で確定撃破になります。というわけで……要は全部見えたら吹き飛ばせって話です。そもそもファイアキャスクの予告があるのと、こんなもん体で覚えろって話なので特に言及すべき話が……というわけにもいかないので包括的な話です。スタンダードフォースH式の大きな特徴としてフォースの第2段階の弾の方向が上下になるので、フォースを投げた方向の壁に張り付いたものは大体捌けます……勿論耐久力の話はあるのですが、意識しておくと楽になる箇所はかなりあります。

折り返し地点のリグジオネータ・Fはとりあえず波動砲捻じ込めば何とでもなるんですけど、念の為ここでDOSEを貯めておいてください。単純にファイアキャスクとハッチ叩き割ってからコアにフォース重ねてほっとくだけです。ここでDOSEフルにする必要はないのですが、X6.0でDOSEブレイクを使いたいです。

魔獣666対策ですが、難易度NORMALなら分裂波動砲を2loopフルヒット2発でおそらく確殺です……が、フルヒット前提なので魔獣が前に向かってくる時に当てることが前提です。というわけで開幕は補填としてとりあえずフォースを投げこんでおいて、画面下で待機。軸があって突っ込んでくるところにクロスカウンターで一発目を捻じ込みます。この時ビーム撃たれているので注意してください。あとは突っ込んできた魔獣の右に回り込んで、時計回りに回ってくる魔獣を波動砲貯めながら待ち伏せするだけです。当然ビームとハイエナジーボールに注意ですが。

Stage X2.0: INSIDE OF RUINS

搭乗機体: TX-T

配信直後は阿鼻叫喚となったLeoオマージュステージですが、パイロット各位がFINAL2の方針を呑み下せなかった時代のお話なので、現在も生き残ったパイロットにとっては玩具と見做せる範囲のステージへと変わりました。それでもルインズロイガー相手に手を抜けるようなことはなく、弾受け性能を買ってTX-T採用となります。ビットが出るステージなので勿論R-9Leo2を持ち込む意義はあるのですが、このステージで2つ出るので価値はそれほど高くないです。

壁に囲まれたPOWサーバーはテンタクルフォース+青ならフォースが閉じた状態で壁に押し付ければ壁貫きが出来ます。フォースレベル依存の可能性がありますがイージーミス以外では考慮する必要がないです。この地点、トーチナーにパターン化を狂わされることも多いのでそれなりに気をつけてください。

イージーミスが多くなるクリフト対策なのですが、バーニアの境目が曖昧なので極論は対策方法がないです。ラポール前のクリフトは画面左側……文字での説明が難しいですが、具体的には遅めに入ると前に抜けやすいです。逆に早めに入るとクリフト周回後の狭い範囲で弾除けさせられます。

その他TX-Tの包括的なTipsなのですが、X2.0のようなシチュエーションではテンタクルフォースの追尾先がかなり散らかります。無計画に頼って自分からきつい形を呼び込むのは最悪なんですけど、ここに関してはいい収束方法もあまりありません。根性論も必要になることを踏まえつつ、青で触手開いて全部受ける方がイージーというケースが多いことも念頭に入れてください。

3つ目のクリフト地帯は前フォースであれば左下ビタで待機して2台目に乗れます。1台目をギリギリ越したら前にチョン入れするとフォースが開いて、邪魔なアレン引っ叩いてくれます。かなり楽になるのでオススメです。

対ルインズロイガーですが、全機体で一番楽なのが弾受け精度のいらないTX-Tなので言及することはさほどないです。強いて言えば1ターン目の1発目で上から来るクリフトが一番危ないので、ここだけ肌感覚でかわせるようにしておけば心配することもないでしょう。最速だと1ターン目奥様レーザーも撃たせずに済みます。

241023追記: 筆者勘違いでTX-Tのロッドがルインズロイガーの弾を消していない事が判明しました。……とはいえ、他の機体で出せうる火力を比較してもより優良な代替機が見つかりません。

但しこういう時はだいたいR-9Leo2が有力機体として挙がります。ビットの弾受けは出来……あれ、出来るんだっけ……?取り敢えず受けられるならピッチの都合で受けやすく、道中の安定性も明快に高いのでLeo2という想定は常に正しいです。……が、前方から回り込んでくる弾に対してどのぐらいか、となると自信がないです。

Stage X3.0: 狂機

搭乗機体: R-9B3

まず、「そんなことが起こるはずがない」と思われますがディフェンシヴ+青だと最初のゲインズB相手に何故かレーザーがスカることがあります。悪いのは100%グランゼーラ側ですが理論としてはそれなりに正当なので仕方がないです。対策として最初の赤取ってしまうのが一番手っ取り早いです。続いて出てくる黄も取って悪いことはないと思います。

アドバルード・ネオ前で青を取って迎え撃つことになるのですが、まずは右下待機。着弾再分散レーザーは長く出る方が強いのでここから狙います。安全を考えればレーザー砲台を先に潰す方が安心です。あとは適宜フォースを前後に付け替えながらレーザーで炙れば大きな問題はないのですが、何かの掛け違いで右下から出てくる看板が壊れていない、ということもあり得ます。大体はバルムンクで壊れているはずなんですけど……。他の機体であれば意識しなければ結構当たります。気を付けてください。

このあとのコントライト地帯は自由に動いてもさほど困らないと思いますが、モリッツG相手は青が最適になるので途中のクリスタルに気を付けてください。特に最後は赤しか出ません。で、そのモリッツGはバーニアまではフォース投げてバーッと何とかします。バーニアが止まったらすぐに下にビタ付けして、レーザーを二本ともコアに撃ち込みます。砲台が邪魔ですがついでに壊します。手順がスムースならここで一機目撃破となります。後ろから二機目が来るのでフォースを後に付け替えてください。次のモリッツGはコアに対してワインダーが掛かるように撃ち込みます。恐らくこの方が威力が上がります……どちらにしろ瞬殺になると思いますが。

Stage X4.0: 地獄を駆ける巨船

搭乗機体: TX-T

恐らく多くのパイロットが資材目的でブン回した経験があると思うのと、ステージ自体が極端に短いのでほとんど言及すべきことがありません。……ともなりませんね。困ったなあ。

ここ、もう一つの有力機体としてR-13Bとも言われるんですけど、無視できない頻度で大事なところで波動砲がスカるので13系専門家としてもあまりお勧めしていません。その他、TX-Tの利点として上にフォースを送る木端微塵パターンが使えることと、コアが見えた後の撃破手順は圧倒的にTX-Tが簡単です。

一点注意することとして、どの方法にしろコアにアクセス出来る……具体的にボスBGMに変わるまでに手前側のメラージュは割ってしまう事になります。先行撃破の何が悪い?って話ですが、コア側に出たくなったところで丁度生え変わりが出てきます。TX-T、R-13Bどちらにしろ追尾先を不安定にする要素なので復活を見てから動き始めるのがベストです。

最後の黄色は取ってください。次はLeo2なんですがかなり役に立ちます。

Stage X5.0: 歪んだ生態系

搭乗機体: R-9Leo2

ぶっちゃけると、適性としてはR-9uso799の方が若干秀でていますが、案外ここでビットを失っていることも多く、一応のビット回収地点となることからLeo2を推しています。X6.0がフルビットじゃないと怖いというケースも本攻略ではなく、何ならX6.0のビット回収が容易になるようにDOSEを残してきているくらいなのでどちらでも問題ありません。但しここではLeo2の黄色をフル活用します。

ルート選択ですが、青青を採用します。好みの問題だと思うのでどれでも構いませんが、黄の回収の利便性も選択の要素になっています。

まず第一復帰地点のビラシンスの芽は見て何とかできる代物ではなく、覚えるよりないです。フォース置いておくのが一番いいというか、覚えるリズムの作り方としてフォースをどっちに向けておくかを意識しておくと、記憶しやすいんじゃないかなと思います。で、この時にフルビットであればLeo2の黄の恩恵がかなりでかいという事です。前後に火力を割り振りながらある程度信頼できるサーチという理屈から雑魚が捌きやすく、特に実際に前後から押しつぶしにくるヌレイエフ対策にもなり、ウェザーリポートの誤射も一応抑制しているのでこのまま最後まで黄で行けてしまいます。

もしルート選択が狂った場合は赤青は避けたほうが無難かなと思います。覚えていないのに行くとビラシンスの芽に小突かれてとても嫌な気持になります。2つ目のウェザーリポートでやっちゃって青赤なら、その……頑張ってください。主にビラシンスの芽対策を。

ネグス・オ・シーム成体はビットの状態で攻略が変わります、というよりタイムアウト前のPOWからビットが出るので、Leo2で来たなら折角なので取りたいです。幸いサーチレーザーLRGはコアに届きづらいので間違って撃破はまず起こらないです。逆にフルビットで来ていれば右に向かう時にフォース投げ込んでおけば何の問題もなくそれなりの労力で倒せます。

次がR-13Bなので黄の持ち越しが有効に見えますが、本当に慣れてくれば青を持っていきたくなるのでお好みで問題ないです。どちらにしろ次のステージですぐに青が取れます。

Stage X6.0: 資源採掘場跡

搭乗機体: R-13B

最難関のX6.0ですが、ここでバウンドライトニング波動砲を適切に使えば道中の安定度が格段に上がります。基本はすべて波動砲で捌いていくのですが、13系特有のサーチ先を予測/確定する技術が必要です。具体的に、ライトニングの最小カーブを意識してサーチ先に狙った角度で着弾させないと、ダギャー編隊の一斉破壊に失敗します。

で、一連の立ち回りの際に本来の黄進行だとターミネイトγ+が誤爆してダギャーの殻を割ってしまうことがあり、そうなるとそこそこ大変です。慣れないうちは運が悪かった、でもいいと思いますがサーチβ+が活用出来ます。何なら波動砲は後ろ、レーザーは前、と同時に捌いてしまうとか、サーチ先の読み間違いをあらかじめレーザーでリカバーさせておくなど、かなりメリットがあるので最近は道中で積極的に青を採用しています。それを踏まえてもダギャー発生地点の画面端壁際が危険なことに変わりはなく、また波動砲の回り込みが必要な地点で準備が出来ていなければそれだけでミス確定、というシチュエーションも多いです。これは「この方法がいい」というより「自分はいつもここからこのタイミング」と主体的に決めていく方が覚えやすいです。

それでは問題のライオス戦です。NORMAL帯であれば波動砲がミサイルに逸らされて当たらない、と言うケースは少ないです。よって、撃破までの動きのすべてをパターン化してしまうのが一番の解決策となります。頑張って、で済ますのはさすがに厳しすぎるボスなのは承知しています。但しRTF2の仕様の問題として、プラットフォーム/リフレッシュレートによって微細なタイミングの差があるようで、この速度/密度の攻撃が本当に全プラットフォームで共通しているかの自信が持てません。一応解説している弊動画を参考資料として抜粋します。動画後半にR-13A2での攻略があります。古い動画ですが攻略方針自体は変わりません。やるべきことに差はありませんが、R-13B特有の考え方としてサーチβ+の方がミサイルを消しやすいかもしれないです。

幸い、この攻略ではDOSEブレイクが撃てます。具体的に2ラップ目、ワーグス手前下ルートにビットを出すPOWが居り、これをDOSEブレイクを活用してイージーに取れます。実際はこの地点の上下どちらの合流点もいいタイミングで5wayを撃たれており、この地点で弾消しをして安定を取ることが目的です。プレイスタイルにもよりますがここでLeo2を出せる自信があれば、という考え方は悪くないでしょう。

241025追記: ……R系最終盤開発機をさも持ってて当然のように採用してしまったんですけど、攻略進めてない人のことを冷静に考えたら、なんですよね。まぁDLC X持ってるパイロットなら112機開発は達成してると思うんですけど。

というわけで、R-13Bがない場合はどうすべきか、って話です。その場合の採用したい機体はloop数に対して波動砲の効率が高いR-9AFになります。まぁTX-T作ってれば作れる機体なので面倒ではないんですけど、道中攻略をちゃんとしないとそっちが面倒です。ライオスに関してはこちらの方が簡単というパイロットもかなりいらっしゃるかなと思います。そのほか候補になり得るのはR-9Sになるんですけど、どちらにしろあの弾の嵐の中をしっかり避けていく技術が必要なのでまぁ頑張ることに変わりはなく、最終的には壁貫きなくても何とでもなるわ、となったりします。この場合のR-9/02採用は結構道中で苦しむことになると思いますが、チビチビ頑張るくらいならドカンと一発はまぁ、ない話でもないです。他にバイド係数高めになってくるとR-9DP3とか言い始めるんですけど、ストラテジとしては割と体系化されている方法なので、動画を見てから採用できそうな自信があるなら復帰手段として有力かもしれません。

Stage X7.0: 遭遇

搭乗機体: R-9WB

まず最初にこのステージに対して抱く油断の感情を捨ててください。ここは最終ステージで、難易度は初代1面のそれではないです。特に油断しているときのスキャントとスカレイの組み合わせは十分きついので、どっちを先に潰すかは必ず決断しておいてください。その上で、スタンダードフォースH式はフォースを投げれば上下の敵を捌けることも忘れずに。建物内はおそらくほとんどのパイロットが知っているそれなのですが、イズルー/ペニタントに動きを制限されるのでその点においても知ってる1面のつもりだと変な目に遭います。ピンクの根が見えたら真っ先に潰しに行けばひどく困ることはないです。

見ての通りあちこち菌だらけなのですが、ゴンドランのあたりが存外キツいです。ミサイルがキノコを払ってしまってゴンドランのコア狙おうと思ったら先に撃たれてる、だとか、ゴンドランあとのペニタントを潰したらアイコンタクトに撃たれてた等、どうも狙われているくさいです。しかも妙に弾が早いので撃たれてからかわせる代物ではないです。

最後に厄介なお友達にたかられたドプケラドプスが待っていますが、顔にめり込んで2Loop波動砲を撃てば一撃です。ここでもとんでもない速度の弾が来るので無駄に関わらない方が賢明です。

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