【試合結果＆イベントリポート】茨城アストロプラネッツが群馬ダイヤモンドペガサスに7‐9で敗れる（2024年6月9日）＃茨城アストロプラネッツ

2024年6月9日 19:51

【茨城アストロプラネッツ7-9群馬ダイヤモンドペガサス（2024年6月9日）ヨシダスタジアム（古河市）】

【ゲームリポート】

茨城アストロプラネッツが、17安打を放つも群馬ダイヤモンドペガサスに7-9で敗れました。

先制したのはアストロプラネッツ。初回一死から2番・北原翔がセンターへのヒットで出塁。3番・原海聖もセンターへのヒットで続きます。一死一、二塁から4番・マーティンのライトフライで二塁走者の北原が三塁に進み二死一、三塁とします。そして5番・瀧上晶太がセカンドへのタイムリー内野安打で1点を先制します。さらに6番・土田佳武がセンターへタイムリーヒットを打ち、1点を追加します。

先発の根岸涼は、初回を三者凡退に抑えたものの、二回に一発を浴び同点に追いつかれてしまいます。さらに四回にも1アウトを奪えず3点を奪われ、二番手の川端啓新にチェンジ。さらに1点を追加され、この回に勝ち越しを許してしまいます。

しかし四回裏、6番・土田佳武が粘って10球目をライトへ運び、無死一塁とします。続く7番・エルナンデスもライトへのヒットでつなぎ無死一、二塁とします。そして、8番・大友宗がセンターへ3ランホームランを放ち、1点差とします。

五回からは三番手の阿曽伊吹がマウンドに上がりますが、一死も取れず相手のタイムリーを打たれ1点を奪われてしまいます。無死一、二塁で巽監督自らが登板しますが、犠牲フライとタイムリーヒットで2点を追加されてしまいます。

4点ビハインドの七回裏、この回トップバッターの2番・北原翔が交代したばかりの相手三番手投手をとらえ、左中間へホームランを放ち1点を返します。七回からは五番手の三浦遼大が2イニングを無失点に、九回は浅野森羅が無失点に抑え、打線の援護を待ちます。

すると九回、2番・北原翔がセカンドへの内野安打で出塁すると、二死一塁から5番・瀧上晶太がライトへタイムリーツーベースを放ち1点を返しますが、三塁を陥れることができずゲームセット。相手チームを上回る17安打を放ちながらもあと1本が出ず、連勝はお預けとなりました。

【巽監督のコメント】

今日は昨日に引き続き群馬ダイヤモンドペガサスとの試合でした。

初回、群馬先発の長投手から2点を先制するも、2回に根岸が2ランを浴び、序盤からお互い点を取り合う展開となりました。

そんな展開の中、今日の勝負を分けたのは、五回に阿曽がマウンドに上がったシーンだと思います。

四回に大友の3ランで1点差まで詰め寄り、昨日に続き逆転勝利の空気が流れる中で3点を失い、逆転への流れを作り切れませんでした。

ここの所悔しい内容の投球が続いている阿曽には、ここを乗り越えて精神的に一皮剥けてほしいと思います。

七回から登板した三浦は、初登板とは思えない堂々のピッチングで2イニングを無失点に抑えました。期待のルーキーがようやく迎えた初登板でしたが、緊張どころか勝負を楽しんでいる様子で肝の座った良い投球だったと思います。

最終回、群馬のクローザー荻野を攻め、2点差まで詰め寄るものの、反撃及ばず敗戦となりました。

お互い死力を尽くした総力戦で敗れた悔しさをバネに大きく成長してもらいたいと思います。