FUSION投影感想 その6 FUSION番組開始Part1

というわけでFUSION投影の自動番組。番組はFUSIONというシステムのプロモ番組だと思って見れば、相当面白い試みであることが分かる。見たい星空、という意味で言えば物足りなくもある。

まず、番組開始とともに見えてきたのが、北斗七星~しし座辺りの星空。この辺りが一番、FUSIONの効果がわかりやすい星空かも知れんな。

まずは北斗七星に注目。北斗七星は真ん中の1つの星が3等星、あとが2等星。つまり、2等星まで別投影、のFUSIONというシステムからすれば、真ん中の3等星の「暗さ」がしっかり感じられるというあたり、プラネタリウムのシステムとして過去にない素晴らしいポイントと言えそう。

と同時に、だからこそ実は違和感を感じさせるのがしし座。ここに気づくかどうか、がこの番組が「FUSION」の今を魅せつける為に作られた、ということを理解できるか否かの分水嶺となる。しし座に違和感、感じなかった人はプラネタリウム批評するためのリアル体験が足りない。

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