フォールの扱い方
以前にnote記事で「デトリメントの扱い方」という記事を書きました。
デトリメントの位置に天体があると、その天体は萎縮して、そのサインと不和な状態とみなし、天体を輝かせにくい配置がデトリメントということです。
このデトリメントと同じく、天体を輝かせにくい配置なのがフォールでして、このフォールも書こうと思いつつ、やっと書くことになりました。
サインの支配星よりもさらに好ましいポジションにあるのがエグザルテーション。
エグザルテーションは、牡羊座の太陽、牡牛座の月、蟹座の木星、乙女座の水星、天秤座の土星、山羊座の火星、魚座の金星、この7つです。
で、天体がエグザルテーションルーラーの対向にあたるサインにあるとき、その天体は十分に能力を発揮できないとされ、それを「フォール」といいます。
デトリメントの配列も大変なのですが、フォールの配列もデトリメントよりもさらに大変といってもいい配列なのです。
現代占星術では、デトリメントもフォールも、それほど重視しないようなのですが、このデトリメントとフォールはけっこう当たっている、と私は見てますので、noteで取り扱い方の記事を書こうと思った次第です。
では、フォールの配置を見ます。
フォール
牡羊座・・・土星
蟹座・・・火星
乙女座・・・金星
天秤座・・・太陽
さそり座・・・月
山羊座・・・木星
魚座・・・水星
これらがフォールで、この配置だと天体の能力を十分に発揮できないとか。
このフォールの配置に自分の天体が入ってたとしても、それが悪いというワケではなく、その天体を輝かせにくい、というだけであって、投げやりにはならないでください。
輝かせにくい状況だけど、その天体をどう輝かせていくのか?
このフォールの7つの配列を具体的に見ていきましょう。
私は金星が乙女座、土星が牡羊座なので、フォールが2つあるのです。
ということで、私も持つ金星乙女座からまず見ましょう。
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