エフゲニー・プリゴジン氏ネイタルチャート

俄羅斯(都合により漢語表記にしてあります。Россияのことです)の民間軍事会社ワグネルの創業者エフゲニー・プリゴジン氏のネイタルチャートです。ウィキペディアの情報に基づいて作成しました。時刻は分かりませんでした。

生まれる前の日蝕は水瓶座の26度台(数え27度)で、サビアンシンボルは「スミレで満たされた古代の陶器」です。昔からの表現方法によって自分の主張を伝える意味があるそうです。軍事会社のおっさんにしてはきれいなシンボルですね。

太陽は双子座です。彼はきわどい交渉をやっている感じがしますが、双子座が利いているのかもしれません。乙女座の冥王星とスクエアです。乙女座は軍事の意味もあるとされますので、これもいかにもな感じがします。冥王星乙女座世代がみんな彼みたいになるわけではないでしょうけれども、(ハウスがわからないのが残念ですが)冥王星は太陽、月、水星など個人天体のアスペクトもありますし、個人の人生としての影響も強いと思われます。

また、太陽は蠍座の海王星とインコンジャンクト、山羊座の月もインコンジャンクトでヨドが出来ている可能性があります(月が山羊座なのは間違いないようですが、生まれた時間によっては通常のオーブからはずれる可能性があります。)。凄まじい駆け引きなどなんでもやりそうな感じもしますね。山羊座に月と土星があって、野心もありそうです。土星のサビアンシンボルは「秘密のビジネス会議」です。これまでの社会に受け入れられないような新しいものを求める度数のようですが、軍事会社で「秘密のビジネん会議」ってちょっと怖い感じもしますね。太陽は、水瓶座の木星とトライン、天秤座のキューピッド(仮定の天体)も入れれば風のグランドトラインとなっています。おそらく情報通で、駆け引きがうまいんでしょうね。

蟹座の水星は乙女座の冥王星とセクスタイル、蠍座の海王星とトライン、魚座のドラゴンテイル・カイロンとトラインで水星、海王星、カイロンの水のグランドトラインが出来ています。蟹座の水星とそのアスペクトは防衛にまつわるスキルとか交渉事という感じもしますね。情感も豊かなのでしょうか。

獅子座に火星と天王星、火星は水瓶座の木星とオポジション、それらと蠍座の海王星がスクエアで、不動宮Tスクエアが出来ています。牡牛座のハデス(仮定の天体)も入れればグランドクロスです。獅子座の火星はやる気にあふれている感じがしますが、この配置怖いですね。きわどいもの、凄まじいものを感じさせます。ハデスも入っているので危うい面もあるのかも。

牡羊座に金星、乙女座・魚座のノード軸を調停しています。土星とはスクエアですね。牡羊座的な(闘争など)火の性質を好むということかもしれません。

魚座のカイロンと乙女座の冥王星のオポジションも気になります。軍事ということの裏には、共感性とか、共感性に関する心の難しさなども関係しているのかもしれません。ドライな感じで振る舞っていたとしても、それだけで割り切れない何かがあるように思います。

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