ナタリア・ギンズブルグ氏ネイタル

イタリアのユダヤ人の作家ナタリア・ギンズブルグのネイタルチャートです。出生時刻やサインが分かる嬉しいな。アストロデータバンクに出ていたものをコッホに改めたものを掲載しています。

今日は、歩いているときにふと気になって帰ってから調べてみました。彼女は男のように書くということを自身に課していたそうですが、その作風がホロスコープに現れているかどうかが気になりました。

12室且つ蟹座のステリウムですね。アセンダントは蟹座、ルーラーの月は6室山羊座。その月は、12室蟹座の水星、金星、冥王星とオポジション、牡牛座10室の木星が調停の位置に。チャートルーラーの月が6室山羊座というところで、「男のように書く」という感じがします。反対側の蟹座の星たちは作品が彼女の深いところから出ていることを表し、しかも冥王星もありますからかなりストイックに追求したのではないでしょうか。調停の位置の木星は6室射手座のルーラーでありますから、仕事それが天職という感じがします。3室乙女座には(これも男のように書くという感じがします)、火星ですから、書くことに情熱を注ぐという意味があると思います。

1室獅子座の海王星は9室魚座のルーラー。ユダヤ人だからなのか、思想・哲学・信仰などが彼女の性格に大きく影響しているようです。しかも9室にはキロンが入っていて、トラウマやそれを癒やす鍵になっているように思います。8室水瓶座の天王星は、先祖とか見えないものとのつながりを感じさせ、太陽、水星、火星、木星などとアスペクトを形成していますから、先祖や家系的なものが作品にも多くの影響を及ぼしていると思います。

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