Margaret Hone先生ネイタルチャート

先日の記事で紹介しました、"The Modern Text-Book of Astrology"の著者であります、Margaret Hone先生のネイタルチャートです。1892年10月2日午前2時13分イギリスのStudleyのお生まれのようです(Astro Detabank)。本ではバーミンガムとなっています。詳しいことはよく分かりませんが、大きくは変わらないでしょう。アストロデータバンクにあった情報に基づき、コッホに改めるなどしました。

アセンダントは獅子座、ルーラーの太陽は、2室天秤座に。そしてそこでは土星と水星も入っていて合になっていますね。2室には所有とか、感覚、才能などの意味があるようですが、天秤座なので、人に関わる意味がありそう。占星術の先生として、この力を使われたのだろうと思います。

6室水瓶座には、月と火星の合。水瓶座ということもあり、占星術師らしい感じがしますね。これを見ると私も水瓶座に月と火星が入っていますが、水瓶座に月だから占星術をやってはいけないということはなさそうですね(笑)。そして水瓶座のルーラーである天王星は、3室蠍座に。教えるという仕事、著述する仕事という感じがします。

10室双子座に海王星と冥王星の合。神秘に関する天職。双子座なので発信する意味があるでしょうね。そして、2室、6室、10室の星たちでグランドトラインが出来ています。うまく流れていく感じがします。

9室には牡羊座に木星があって、12室獅子座の金星とトライン。哲学性と内側のものがうまく響き合っている感じがします。木星は牡羊座なので、積極性のある思想という感じがします。ドラゴンヘッドは同じく9室ですが、牡牛座に、そして4室蠍座の天王星とオポジション、月・火星とスクエアのTスクエア。Tスクエアは葛藤などといいますが、このTスクエアがあることによってこれがスパイスのように作用し、グランドトラインのみでは得られない深みを与えているのではと思います。この先生の本を読んでも単に安逸なものを求めるような方ではないと思います。9室のカスプのある牡羊座のルーラーである火星は6室水瓶座ですので、この哲学・思想はお仕事に生かされていると思います。

以上、"The Modern Text-Book of Astrology"の著者である、Margaret Hone先生のネイタルの星読みでした。

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