ダリア・アレクサンドロヴナ・ドゥギナさんのネイタルチャート

2022年8月20日夜に爆破により亡くなられたロシヤのジャーナリストダリア・アレクサンドロヴナ・ドゥギナさんのネイタルチャートです。ウィキペディアの情報に基づき作成しました。生まれた時刻は分かりませんでした。

この図にはありませんが、生まれる前の日蝕は蟹座の8度台(数え9度)でサビアンシンボルは「水の中の魚へと伸ばす小さな魚の少女」人の心を理解するために精一杯努力するなどの意味があるそうですが、仲介者として力を発揮したというのも、このサビアンの性質が生きているように思います。ジュノーと合(ジュノーは蟹座9度台)であるというのも蟹座の日蝕の意味を強めていると思います。愛国的であり、また人の心に入っていくようなところがあったのでしょう。ヴゥルカヌスと火星も蟹座ですね。愛国的とか、国であれ、家族であれ、自らが所属する共同体を守りたい気持ちが強かったのではと思います。

射手座に水星、そしてベスタ・ドラゴンヘッド・太陽の合。水星としてはデトリメントになりますが、射手座の星や感受点はジャーナリストの資質には良いのではないでしょうか。ドラゴンヘッドのサビアンシンボルは「借りた眼鏡をかけている子供と犬」です。自分の限界を超えて知識や教養を求める意味があるそうです。正義感とかも強かったかもしれませんね。

月は獅子座か乙女座。

水瓶座に金星、セレスと土星のタイトな合。セレス・土星のサビアンシンボルは「フェンスの上にとまっている二羽のラブバード」です。高いところから見る、俯瞰するということなのでしょう。これもジャーナリストの資質としては良いものだと思います。水瓶座的な独立心や自由を求める心を感じます。また公正さに真面目に取り組む感じがします。

天秤座に木星とアポロン、山羊座の天王星・海王星とスクエア、木星は蟹座のジュノーともスクエア。まさに人と向き合う、主義主張が違う人にも向き合う姿勢につながるのかなと思います。山羊座の星たちですが、単なる権威主義ではないでしょうね。変革を起こす天王星と融和的な海王星が合ですし。変革を求める保守と言ったところかもしれません。「右と左の区別を時代遅れであると考える・・・」とおっしゃっていたそうです。

双子座にハデス、ドラゴンヘッドとクロノス。ジャーナリストとして有名になることにも繋がっているとも思いますが、車の爆発で亡くなられたことも今となっては示しているようにも思われます。

蠍座に冥王星。水瓶座の土星及び獅子座のカイロンとスクエア。これもジャーナリストや仲介者としての資質に力を与えますが(とことん追求・肉薄するみたいな意味で)、危険も呼び寄せてしまうかもしれない感じがします。

サビアンシンボルの解釈には松村潔先生の『愛蔵版 サビアン占星術』を参考にしています。

この記事を作るきっかけとなった動画をご紹介します。


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