追悼 ピーター・ヒッグス氏ネイタルチャート

4月8日に亡くなられたと報じられている理論物理学者でエディンバラ大学名誉教授のピーター・ヒッグス氏のネイタルチャートです。アストロデータバンクのデータに基づきました。生まれた時刻はわからないようです。

生まれる前の日蝕は牡牛座の18度台(数え19度)でサビアンシンボルは「新しく形成される大陸」です。心の奥底からの意志に忠実などの意味があるそうですが、ヒッグス粒子の理論のように新しい理論を打ち立てたという感じもします。

太陽は双子座でベスタと合、牡羊座の天王星とセクスタイル、水瓶座の月とはトライン的な位置で、小三角が形成されている可能性。月に関しては時刻がわからないため、日付が正しければ水瓶座であることは確かなんでしょうけど、アスペクトのズレがわからないためこういう言い方になりました。双子座には水星も入っていて、射手座の土星とオポジション、天王星とはキンタイル、獅子座の火星とセミスクエア、蠍座のジュノーとバイキンタイルになっています。天王星とジュノーもバイキンタイルで、水星、天王星、ジュノーでゴールデンヨドが出来ています。理論とか計算能力が高そうですね。水星と天王星のキンタイルなんて、天才という感じがします。獅子座の火星やそのアスペクトを見ると情熱もあるでしょう。ゴールデンヨドもあり並外れたものを感じさせます。

月は水瓶座、牡牛座のカイロンと蠍座のジュノーのオポジションに対してスクエア的な位置にあります。全体で不動宮Tスクエア的な配置。この月も科学者って感じがしますね。この不動宮Tスクエア的なものもじっくり、とことん取り組む感じがします。セレスとドラゴンヘッド、木星(火星とキンタイル)も牡牛座ですが、地のサインに星があることにより、研究も地に足がついたものになっているのではと思います。

牡羊座には天王星の他にパラスと、金星も入っていて、金星は獅子座の海王星、射手座の土星・山羊座のリリスとともにグランドトラインを形成しています。火のグランドトライン(リリスは除く)ですね。新しい理論を打ち立てる情熱という感じがします。パラスは乙女座のポセイドン(仮定の天体で精神性などの意味があると云われる、サビアンシンボルは「読んでいる書類から秘密の知識を得る男」)とオポジション、それらと土星・リリスがスクエアのTスクエア。これも分析力と情熱を思わせますね。

蟹座に冥王星、天王星とスクエア、ノード軸を調停、カイロンとセクスタイル、ジュノーとトライン、ポセイドンとはキンタイル。冥王星と主要天体とのアスペクトは天王星だけですね。それでもノード軸を調停していますし、力を与えていると思います。蟹座の冥王星は祖国のために命を捧げるみたいな愛国的な世代でもありますね。

最後になりましたが、ご冥福をお祈り申し上げます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?