神武天皇即位の伝説のチャート

今日は、建国記念の日(紀元節)なので、神武天皇が即位したという伝説に基づくチャートをご紹介しましょう。ソースはジェフリー・コーネリアスの調査に基づき、マーク・ペンフィールドが紹介したものだそうです。私は、ペンフィールド氏の本を読んでおらず、『マンディーン占星術』の倉本和朋氏の記事を参照しました。本には奈良とありましたが、正確には橿原のことであろうと思い、掲載のチャートは橿原で出してあります。なお、松村潔先生は神武天皇の即位に基づくチャートを日本の始原図として用いることには否定的な見解を示しています。紀元前660年2月11日という日付も明治時代に計算されたものですし、ずっとその日が祝われてきたというわけでもないでしょう。ここでは、史実かどうかを論じることを趣旨とはせず、資料の一つとしてご紹介したいと思います。

風っぽい感じがしますね。12室水瓶座に木星、冥王星、月、太陽が入っていますね。水瓶座の開かれた感じと12室の隔離されたようなあるいは秘密めいた感じと、何でしょう。もしこのチャートが史実であるとすれば、水面下で起こったことによって出来た政権でしょうか。

9室に蠍座の海王星。神秘的な理想・哲学・信仰でしょうか。海王星は、2室牡牛座の天王星とオポジション、それらと月・木星がスクエアのTスクエア。経済や物流の変化?

3室牡牛座には火星があり、月・太陽・冥王星とはスクエア。戦に出かけて政権を取ったということか、あるいは物流を意味するのか。スクエアなので、厳しい状況か?

11室山羊座に金星と土星。この場合の11室は大衆といった感じか。金星と土星の合は、富と権力か。

4室双子座のドラゴンヘッドは、国土・農業という感じか。

史実かどうかも分かりませんし、当時の状況もよくわからないので、うまく分析できていないかもしれません。あくまで、一つの情報・資料としてご紹介する次第です。

紀元節の唱歌は


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?