ディーン・ルディア先生ネイタルチャート

心理占星術、月相、そしてサビアンシンボルなどの研究で有名なディーン・ルディア先生ネイタルチャートです。アストロデータバンクに基づきました。

生まれる前の日蝕は天秤座の6度台(数え7度)でサビアンシンボルは「ヒヨコに餌をやり、鷹から守る女」です。カイロンとタイトな合なのも興味深いと思います。守りたい感じのするサビアンですね。日蝕・カイロンは太陽とオポジションで、水星とはインコンジャンクト。大事な役割を果たしているようです。なんかのトラウマみたいなことが研究のきっかけになっているのかもしれません。実際にどうだったかは知りませんが、そういうことがなければ心理学や占星術に興味を持たないのではとも思います。

アセンダントは射手座(哲学性を感じさせますね)で、ルーラーの木星は7室双子座に。パートナーシップとか読むことも出来るのですが、心理占星術というものはそもそも人と向き合うことと関係が深いでしょう(それ抜きにはありえないかと)。そして、蟹座にはキューピッドとゼウスの合。これらは神秘の意味もある8室のカスプが近いことも興味深いと思います。

6室双子座には、冥王星、火星、海王星の合。見えない世界とか、心の深い部分との対話を思わせます。6室なので、それが仕事であるという感じですね。

3室水瓶座に月、魚座にハデスと水星の合、アドメトスとドラゴンヘッドの合、牡羊座に太陽、IC手前にクロノスがあります。水瓶座の月も占星術という感じがしますが、魚座で水星とハデスが合なのも、古いものを利用して魚座的な神秘を解き明かすように見えます。太陽も3室でコミュニケへションの要素は大切なものだったと思います。

水星は7室双子座の木星とトライン、それらと11室のカスプと合の蠍座の土星とトラインで、グラントトラインが出来ています。また、水星と木星は4室牡羊座の金星とセクスタイルで、小三角が、金星と土星はオポジションのためカイトが出来ています。土星が蠍座にあり、11室のカスプと合なのも興味深いです。集合意識みたいなものを扱っているようにも見えます。また11室蠍座には天王星があり、ノード軸を調停しています。天王星を占星術と考えると、多くの人の深層意識に関する事を占星術を用いて研究していたとも読めるかと思います。

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