2023年5⽉2⽇冥王星逆⾏開始

2023年5⽉2⽇冥王星逆⾏開始の東京のチャートです。時刻はラファエルのエフェメリスに基づきました。こういうものは参照する資料によって時刻などにばらつきがあることがありますので、時刻やハウスは過信しないほうが良いかもしれません。ただ一応ハウスも見て読んでみます。

冥王星はこの図では11室の水瓶座での逆行開始で、サビアンシンボルは『古いレンガ造りの伝導所』です。理想を実現するために古い場所から飛び出すような意味があるそうです。また、松村潔先生の説に拠れば、この「伝導所」は、時間や空間を超越した共時性的な出来事の象徴ということのようです。ハウスは当てにしてよいのか分かりませんが、11室だとすると国際関係が大きく変わる可能性があるということなのかもしれません。

アセンダントは魚座、ルーラーの海王星は1室魚座にあり、7室乙女座の月とオポジション、そして4室双子座の金星とスクエアの柔軟宮Tスクエアが出来ています。よく云えば、同情や共感に溢れた、ネガティブに出れば幻想に支配されたり、煽られた世論・社会の空気でしょうか。国民は、同盟国や対立する国へ関心を寄せているのかもしれません。個人間では、人付き合いがしたくなるということも考えられます。4室双子座の金星は家の中で情報に親しむようにも見えますし、4室の金星ということで、非常時への備えとか備蓄という感じもします。

2室が賑やかですね。牡羊座のカイロンと木星、牡牛座にドラゴンヘッド、太陽と水星の合、そして3室のカスプ手前に天王星ですね。太陽・水星・天王星の合はデジタルやAIに前のめりな政権のようにも見えます。経済や金融の変化も思わせます。デシタル通過などの意味もあるかもしれません。

5室蟹座に火星、天王星とセクスタイル、それらとMCがインコンジャンクトです。逆行の時刻がもしズレていたとしても、こういう配置になる時はあるはずなのですが、社会のあり方に関して、厳しい議論・論調などが出るのかもしれません。

12室魚座に土星、アセンダントと合、火星とはセスキコードレート。土星は11室のカスプのルーラーでもあります。グローバリストによる世論の統制や操作かもしれません。あまりポジティブな印象は受けません。

8室蠍座にドラゴンテイル、冥王星とはスクエア、それらとMCがセミスクエア。死亡率の問題とか、国債などの問題、関係国の経済に関する問題などを思わせます。

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