エフェメリス(天文暦)と室項表の紹介

私が普段参照しているエフェメリスは、"The New American Ephemeris for the 20th Century, 1900 to 2000 at Midnight: Michelsen Memorial"(20世紀分)、と"The New American Ephemeris for the 21st Century at Midnight: Michelson Memorial Edition"(21世紀分)です。この2冊で、現代の人を占ったり、今の世を占うにはほとんどカバーできます。

20世紀(1900年〜2000年)

21世紀(2000年〜2100年)


そして、先日ご紹介したラファエルの天文暦"Raphael's Ephemeris 2022"
こちらはイギリスで発行されています。上の2つは、世界標準時午前0時を基準にしていますが、ラファエルの方は世界標準時12時(正午)を基準にしています。上の2つがあるので、買う必要性を感じていなかったのですが、1年単位の薄いものもあると便利かなと思い購入したところ、アスペクトなども充実しており、なんで早く買わなかったんだ😭と思いました。

2022年版


最後に手持ちの室項表の本を紹介しましょう。"The Michelsen Book of Tables"という本が便利だと思います。コッホとプラシーダスの両方のハウスシステムに対応しており、計算をサポートする表も充実しております。はじめの方にワークシートが付いており、これをコピーするなどして説明のとおりに記入していけばホロスコープ作成の下準備ができるスグレモノ(但し若干誤植あり)。手計算の場合は備えておくといいでしょう。電卓を使う場合は角度計算機能の付いた関数電卓か、時間計算機能付きのものがおすすめ。対数を使った計算の説明も書いてありますが、まだ使ったことがありません。あと、計算のときに一枚のホロスコープにプラシーダスとコッホを混ぜないように注意しましょう。


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