チャールズ三世英国王戴冠式の日のプログレスとトランシット

ネータルと戴冠式の日に相当するプログレス

チャールズ国王のネータルチャートと戴冠式の日に相当するプログレスを組み合わせたものです。外側の緑の記号がプログレスです。

10室の月のところに、プログレスのドラゴンヘッドが来ているのが興味深いです。まさに今がタイミングという感じでしょうか。

プログレスのMCはネータルの11室の場所に来ています。国王となると外交上などの人脈もさらに広がるのかなと思います。

プログレスの太陽、火星、水星はネータルの7室の位置に。人と向き合うこともさらに増えるのかもしれませんし、即位されるということは奥様も王妃となるわけですから、そういう意味もあるかもしれません。

木星、金星、月はネータルの6室の位置に。公務に勤しむ感じでしょうか。


プログレスのみ 

こちらはプログレスのみで見たものです。月、太陽、火星、水星(アセンダントのルーラー)が5室に集中していますね。表現者としての国王でしょうか。娯楽とか芸術の意味もあると思いますが、私は国王の好みは存じません。

MC附近に天王星が興味深いと思いました。社会的な立場が変わることを示しているようです。

8室のドラゴンヘッドは継承ということを意味しているように見えます。

ネータルと戴冠式の日のトランシット

戴冠式当日のトランシットを組み合わせたものです。ネータルの10室である牡羊座にカイロンと木星、牡牛座にドラゴンヘッド、水星、太陽、天王星が来ています。10室の場所に星がたくさん来ているのも(戴冠式ということに関して)象徴的な感じがします。ドラゴンヘッドがほぼ重なるのも印象的ですね。

ネータルの11室の場所である双子座に金星。国際的な祝意や、人脈の広がりを思わせます。

月はネータルの4室に相当する蠍座の太陽のあたりに。国王本人の家のことに対する関心を思わせると共に、国民がそれぞれの場所で戴冠式を見ている感じもします。

8室の場所の土星は国王の重責を受け継ぐように見えます。

6室の場所の水瓶座に冥王星、ネータルの月とはスクエア。国王の激務でしょうか。なかなか心労もありそうな感じがします。

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