シーモア・ハーシュ氏(ジャーナリスト)ネイタルチャート

最近の及川幸久氏と衆議院議員の原口一博氏のお話にアメリカのジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏が報じた話についての言及がありましたので、ホロスコープを見てみたくなりました。

シーモア・ハーシュ氏ネイタルチャート(コッホシステム)

シーモア・ハーシュ氏のネイタルチャートです。アストロデータバンクのデータに基づきました。表示は少し変えてあります。

生まれる前の日蝕は射手座の21度台(数え22度)でサビアンシンボルは「中国の洗濯物」です。異質な環境で自分の本質を見出すような意味があるらしいのですが、彼がユダヤ人であることと関係ありそうな気もしますね。ウィキペディアによれば、「両親はイディッシュ語を話すリトアニア系ユダヤ人」だそうです。

アセンダントは双子座でいかにも記者とか文筆家にぴったりな感じがしますが、ルーラーの水星は11室牡牛座で、金星と合。太陽も11室(牡羊座)で広く伝えるという感じもしますが、プラシーダスだと水星・金星・天王星は12室なんです。そうすると裏を探るのに長けている感じがしますね。どのハウスシステムを使うかという問題もありますが、この図にホロスコープに関してはプラシーダスのほうが分かりやすいかもしれません。

太陽は11室牡羊座で人脈が広そうですね。人々に接することも好きなのではと思います。

天王星は12室のカスプ手前(プラシーダスでは12室)で、バーテックスとオポジション、つまりアンチバーテックスと合で、裏側を探って明らかにする期待された役割もありそう。

6室射手座に火星。2室蟹座の冥王星とトライン。11室(プラシーダスでは12室)の金星とはインコンジャンクト。仕事については熱心であったり、勢力的に取り組む感じがします。また、11室のカスプ手前の魚座の土星とトラインで、グランドトラインが出来ています。人に対しては真面目に接していると思います。金星と火星のインコンジャンクトは取材などで人と接する時の調整(相手の都合などに合わせるなど)でしょうか。

いかにもだと思うのは、3室のカスプ手前の蟹座の冥王星と9室のカスプ手前の山羊座の木星の割とタイトなオポジション、それらと11室牡羊座の太陽がスクエアで、Tスクエアになっています。並々ならぬジャーナリストという印象を受けます。Tスクエアは葛藤などの意味もあるとされますが、単純にはいかないジャーナリズムならむしろ力になる配置でしょう。真実を求める気持ちも強いのではと思います。

4室乙女座に(プラシーダスでは5室のカスプのすぐ手前)に海王星、水瓶座のMC(普遍的なものを追求する感じがしますね)と11室牡羊座の太陽のセクスタイルに対してインコンジャンクトのヨドが出来ています。仕事が忙しいと家庭的なものを夢見るのかと思いましたが、プラシーダスで見ると5室のカスプ手前ということで、表現者でありたいということなのかなと思いました。

ドラゴンヘッドも射手座で真実を追求する感じがします。

参考にプラシーダスの図も掲載しておきます。

シーモア・ハーシュ氏ネイタルチャート(プラシーダスシステム)

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