祝 『アラン・レオの占星術 ―出生図判断の秘訣―』日本語版発売!! アラン・レオ先生ネイタルチャート

『アラン・レオの占星術 ―出生図判断の秘訣―』の日本語版発売を祝い、アラン・レオ先生のネイタルチャートをご紹介したいと思います。アストロデータバンクのデータに基づきました(表示は若干変えました)。このデータの評価はBです。

アストロデータバンクのデータに基づくアラン・レオ先生のネイタルチャートです。生まれる前の日蝕は蟹座26度台(数え27度)でサビアンシンボルは「渓谷での嵐」です。何かを維持しようとすると、安定を壊そうとするものがやってくるという意味があるそうです。現代占星術では自由意志を強調されることが多いですが、アラン・レオ先生が生まれる前の日蝕と関係があるかもしれません。

アセンダントは獅子座、ルーラーの太陽は12室獅子座に。太陽は支配するサインにいてとてもパワフル。伝統的な占星術では12室の星は力が弱いとされているそうですが、ミシェル・ゴークラン先生の調査に拠ると9室と12室は特に強いそうです(ロバート・ハンドの先生の本に書いてありました)。12室獅子座には、太陽の他にドラゴンテイル、木星、水星、(ポセイドン、ポセイドンのサビアンシンボルは「夜明け」生き方を根底から変革する意味があるそうです。)が入っています。獅子座ステリウムかつ12室オーバーロードです。太陽は8室魚座の海王星とセスキコードレイトです。ザ・オカルティストという感じがします。自身の内面を探求する事がメインのような人生だったのかなと思います。また獅子座ということもあり、それを表現するという意味があるのだろうと思います。本もいろいろ出されていますし。

1室獅子座はアセンダントと合の土星。真面目な性格だったのではと思います。その土星は8室魚座29度台の海王星とインコンジャンクト。神秘の意味のある8室にある海王星から、この土星がしごかれるわけです。凄いですね。

5室山羊座の火星は、11室蟹座の金星とオポジション、それらと8室牡羊座の月がスクエア。5室山羊座の火星とバーテックスは山羊座の第3デークで、乙女座の性質も併せ持つ山羊座ということになります。きっちりした表現者という感じがあり、それが(11室の)仲間や賛同者に届く感じがします。もちろん神秘の要素があります。

6室水瓶座のはじめの方にドラゴンヘッド(サビアンシンボルは「予期されなかった雷雨」)、終わりの方にカイロン(サビアンシンボルは「水圧計」)。占星術のお仕事という感じがします。近現代の占星術の基礎を築いた方ということですが、改革者であり、また素晴らしい感覚を表しているようです。

9室牡牛座に冥王星(サビアンシンボルは「赤十字の看護師」)。獅子座の木星、太陽とはスクエア。思想や信仰でしょうか。冥王星の度数は自身の幸せを手に入れてはじめて人に貢献できるという意味があるそうです。興味深いです。占星術に関しても思想的に変革する意味があるのかなと思います。

10室双子座に天王星(天王星のサビアンシンボルは「生意気に自己主張する少女トプシー」)(とゼウス、ゼウスのサビアンシンボルは「テレパシーでの会話」)。変革的な仕事という感じがします。なお、MCは牡牛座で、ルーラーの金星は11室にありますから、仲間・賛同者には恵まれたのではないかと思います。


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