篠山紀信氏ネイタルチャート

先日亡くなられました写真家の篠山紀信氏のネイタルチャートです。ウィキペディアの情報に基づいて作成しました。生まれた時刻は分かりませんでした。

生まれる前の日蝕は天秤座の8度台(数え9度)でサビアンシンボルは、「アートギャラリーに掛けられた三人の巨匠」です。過去の人を参考にする意味があるそうですが、本人も巨匠ですね。生まれる前の日蝕はドラゴンヘッドとタイトな合で、サビアンシンボルも同じです。また、天秤座の5度台にはポセイドン(仮定の天体で精神性などを表すと云われる)も入っています。ポセイドンのサビアンシンボルは「男の理想が多くの結晶に変わる」です。これも彼の人生を表しているような言葉ですね。美に関することと言うことで天秤座も関係あるのかなと思いましたが、先行日蝕、ドラゴンヘッド、ポセイドンが入っていました。ドラゴンヘッド側での先行日蝕と言うことで、切り開いていく意味合いの強い人生だったのなと思います。

反対側の牡羊座側には、不和の女神小惑星エリスとドラゴンテイルの合、アドメトス(仮定の天体)、ハデス(仮定の天体)、リリスが入っています。裸の写真を撮影する撮影場所が問題になって罰金刑となったりしたそうですが、先進性ゆえの風当たりなどもあったのだろうと思います。

太陽は射手座、寺の息子として生まれたこととも関係しているようにも見えますし、哲学性とかポリシーみたいなものを感じさせます。自然にあるものと言うことで「ヘアヌード」とか言う言い方を好まなかったそうですが、この辺も関係しているかもしれません。太陽は獅子座の冥王星、牡羊座のドラゴンテイルとトラインで、火のグランドトラインを形成しています。表現者としての情熱性を感じさせますね。

月は山羊座または水瓶座。獅子座のカイロン・冥王星とオポジション、蠍座のパラス・火星・金星とスクエア、牡牛座の木星・土星とスクエアでグランドクロスが出来ています。月は分かりませんが他は不動宮です。とことん追求するとか、粘り強い感じがします。

蠍座でパラス・火星・金星がタイトなコンジャンクション。サビアンシンボルは「歯科の仕事」です。常識を打ち破る力でしょうか。更に水星とセレスも蠍座です。パラス・火星・金星は牡牛座の木星・土星(真面目に美を追求する感じがしますね)とオポジション、水星とセレスは牡牛座の天王星とオポジションです。裸の写真を撮ったというのもこの辺が関係している感じがしますし、裸でなくとも被写体に迫るという感じが、(写真家のネイタルとして読んだ場合に)ホロスコープ的にもしているように思います。

乙女座に海王星、月及び天王星とトライン、太陽とキンタイル。乙女座にはジュノーも入っていますが、形にすると云うことかなと思います。また太陽とのキンタイルは芸術家にとって良い配置でしょう。



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