2023年1⽉29⽇⽉・天王星合(天王星蝕を伴う)


2023年1⽉29⽇の⽉・天王星合の東京のホロスコープです。新月を除き、月と他の惑星のコンジャンクション(合)のホロスコープを見ることはあまりしないのですが(月は早く動く天体で、非常に多くなり煩雑なため)、今回は天王星蝕を伴うという事で、見てみようと思いました。単なる新月より日蝕の方が影響が大きいと考えられているように、おそらく単なる⽉・天王星合より、天王星蝕を伴うほうが影響が大きいものと思われます。なお、月と天王星がきっかり同一赤緯になる時刻と、きっかりコンジャンクションになる時刻にはズレがありますが、日蝕の図は新月の時刻で作ると云うやり方に倣い(ラファエル六世は日蝕図の作り方についてそのように書いています)、コンジャンクション(合)の時刻で作成しています。なおこの記事は占星術の記事ですので、実際に観測しうる(昼間ですし、天王星は暗い星なので、通常の方法で見るのは難しいかと思いますが)掩蔽の時刻等については、ご興味のある方は然るべきサイトや『天文年鑑』などでお調べくださいませ。

日本・東京では、第12ハウス(室も同じ)の牡牛座14度台(数え15度)(天体のサインと度数は世界共通)での月と天王星のコンジャンクションで、サビアンシンボルは「マフラーと粋なシルクハットを身につけた男」です。自分に正直とか、洗練などの意味のある度数のようですが、12室ですね。解釈が難しいですね。内面の変化とかそういうふうにも取れますが、社会として見たときには、入院患者の急増とか、病院での何かという感じがします。隠されたものが明らかになってショックを受ける人もいるかもしれません(これは星を読むまでもないかもしれませんが)。12室のカスプとドラゴンヘッドが合ですし、12室のテーマ(通常認識されないもの、病院、犯罪など)は強調されているように思います。『日月神示』のようにいうなら、「褌を締めてかかる」ときなのかもしれません。

アセンダントは双子座で、12室側の火星が合。太陽とアセンダント・火星はトライン。世論が熱そうな感じがしますが、太陽とはトラインなんですよね。意外と政権に好意的なのでしょうか?とは云っても、10室魚座の金星とはスクエア。増税とか政府のお金の使い方には抵抗があるのかもしれません。

水星は8室山羊座に。超過死亡の問題を知る人が増えてきそうな感じがします。実際、増えてきていることでしょう。月・天王星とはトラインですね。上記の12室の月・天王星の解釈とつながるのではないでしょうか。

9室のカスプと山羊座の冥王星の合、そして水瓶座に太陽。太陽と月・天王星はスクエア。月とスクエアですから、国民は政権に好意的とばかりは云えないでしょうね。9室のカスプと冥王星のスクエアは、学問の破壊と立て直しでしょうか。いろいろ信じられていたものが崩れる感じがしますね。太陽は、政権が外国の方を向いているということでしょうか。

10室は水瓶座に土星、魚座に金星と海王星。政権運営は厳しいかもしれません。お金のことに関しては世論など厳しいかもしれません。また国民をないがしろにして外国の方ばかり見ている感じがします。また、幻想に囚われた政策という感じも。

11室牡羊座に木星とカイロン。国際的な関係は広がる感じがしますが、見直すところもありそうです。

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