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12ハウスの月は、本当に生きづらいのか?

こんにちは。今日は12ハウス月のお話です。

「12ハウスに月がある」

この事実を知ったとき、まるでこの世の終わりのように(!)同情の目を向けてくる星読み師がいませんか?

12ハウスのキーワードはこちらです。

引きこもり・繊細・隠居・あの世・自己犠牲・インターネットの世界・ファンタジー・集合的無意識・精神世界・あらゆる気

裏取引・密会・内緒話なども表します。

これらを月が示す「心」「身体」と結びつけて考えると、とても謎めいている不思議な人を連想してしまうかもしれません。心が隠れているってどういうことでしょうね。

確かに12ハウスは、自分の背中のように相手からは見えづらい場所です。

今日は12ハウスに魚座の月がある私が思う特徴や、12ハウスに月がある人の特徴をシェアしたいと思います。


12ハウスの月は「引きこもり」説

これは太陽がある人も同様ですが、積極的に自分から現実世界に関わろうとしません。

例えば月が「獅子座」ならインターネット(12ハウス)の世界(Youtube )で人気者になる可能性はありますが、見た目は華やかでもプライベートはインドア派かもしれない。

12ハウスに星が集まっているアイドルも多いし(現実味を帯びない世界で生きている・生活感がない)、ラジオのパーソナリティや声優として活躍されている人もいます。

私は太陽双子座なので、仕事では人に会って情報を求めますし、熱いサインなので外へと積極的に働きかけます。

でも月が魚座なので、プライベートは家で読書をしたり、瞑想したり、音楽を聞いたり、ペットと触れ合って過ごすのが好きです。

仕事とプライベートでは、全く違う人間になります(もちろん、90度という相容れない角度も関係しています)

フリーで仕事をしていますが、誰からも見られてないと感じられる場所が一番集中力が高まります。カフェでの仕事は、周りの騒音や人の動きが気になってどうも落ち着きません。

12ハウスの月は「境界線がない」説

12ハウスは「金星」が支配していますので、実は暗くて悲しい場所ではありません。

ただし、水のエレメントに属する「魚座・蟹座・蠍座」12ハウス月を持っている人は境界線を持ちづらいので、社会生活でしんどいと感じることが多いかもしれません。

境界線がないということは、人からの「氣」の影響を受けやすいということ。わたしは、満員電車が苦手です。「この人辛そうだな」とか「この人疲れているよね」といったネガティブな情報を、表情や雰囲気から察知するたびに杞憂し、疲れてしまうからですね。

でもお祭りやライブなど、楽しい場での人混みは心が浮き立ちます。それはなぜか? そこがポジティブで楽しい空気に満ち満ちているからだと思います。良いエネルギーを充電できた気分になるんですよね。

つまり、あらゆる「氣」を無意識にキャッチするので、場所も人も選ばないとしんどくなるということです。相手に怒りや嫌味の矛先を向けられた時は大変! 心の奥の方までぐさぐさ突き刺さり、尾を引きます。だから人より癒しが必要になるし、一人の時間が欠かせません。

12ハウスの月は「おしゃべり」説

12ハウスの月は実はおしゃべりという解釈もありますが、これには条件があり、聞かれないと話さない方が多い印象です。

コミュニケーションに関しては他の天体配置の影響も受けますが、12ハウスに月がある方は、あまりプライベートな事を口にすることは少ないと思います。

12ハウスは「秘密主義」であり「内緒話」を好むハウスですが、先にお話ししたように、この部屋は金星が支配しているので、人と繋がり、心が通じ合えたと感じた時に幸せを感じやすい傾向があります。

なので、一人は好きだけどずっと引きこもっていたいわけではないと思いますし、自分のことを聞かれるのは実は嫌いじゃないのでは?と思います。

12ハウスの月は「依存的」説

「依存」と聞くと、あまり良くない印象を持つ人が多いかもしれませんが、12ハウスの月は依存的になりやすい傾向があります。

「依存」と「頼る」は似て非なるものですが、必ずしも依存が悪いこととは思いません。どんな人でも、社会や家族や他人に依存して生きているからですね。

月は太陽のように発展性はないので、仕事や社会貢献して周囲を幸せにする力はありません。むしろ、自分の「甘え」や「弱さ」を象徴しています。

もちろん12ハウス・月以外にも、依存的なマインドを持ちやすい天体配置やサインはあります。12ハウス月の人は心を置いてけぼりにする傾向があるので、信頼できる人を見つけ、「甘えることや頼ることを許す」と生きやすくなると思います。

12ハウス月は「フィードバック少なめ」説

12ハウスの月は、周囲へのフィードバックが少なめです。例えば、SNSで「イイね」を押したり、コメントを押したりといった表に見えるアクションのことですね。

私も苦手でしたが、最近はインスタやYouTubeにコメントを残したり、お礼を伝えたりするようにしています。zoomでのお茶会は、ドキドキしながら顔出ししています。

noteの記事は閲覧数にばらつきが出て面白いのですが、このテーマは関心が高いようなのにリアクションが少ないです(笑)おそらく12ハウス・月の方が殆どだと思います。

特に太陽や月が柔軟宮(双子座・魚座・射手座)の方は、受け身になりやすいようです。リアクションしてね!と言われたらするかもしれませんが、言われなければ「まいっか」ってスルーしませんか?相手からボールを投げ掛けられると反応するんですけどね。

感情を表に出すことへの必要性を感じにくいというか、そこに違和感や恥じらいがあるのかもしれません。

ただ、12ハウスらしくインターネットの世界で出会い、顔も知らない誰かと沢山繋がっている人もいます。私は現実の方がいいですが、ネット内でのコミュニケーションの循環を好む人もいます。

12ハウス月に本当に生きづらい?

最後に12ハウスは本当に生きづらいのか?という話ですが

あくまで性質の一部なので善し悪しはありません。

いい意味で「閉じた世界観」を持っているので、自分の考えや価値観が周囲に認知されづらく、多少の生きづらさを感じることはあるかもしれません。

私はこういう人間だよ!趣味は〇〇で、〇〇が得意で〜と話すオープンな人の方が、生きやすいのは当たり前です。

大事なのは、高い直観力を使って自分の「心地良い・心地悪い」の棲み分けをしておくこと。これは年齢を重ねると変わるので、常に更新(アップデート)する必要があります。

人混みが苦手な人が毎日満員電車に揺られていたり、人の愚痴ばかりを聞いてあげていたらストレスが溜まりますよね。

そういうストレスに気づいてあげて、心地よい生き方を探ることが何よりも大切で、自分の特性を知ってより良い環境に近づけてあげれば、生きづらさは必ず軽減されていくと思います。

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