NHK交響楽団、マーラー8番「一千人の交響曲」を聞いてきました。
今日はNHKホールでマーラーの交響曲8番を聞いてきました。指揮はファビオ・ルイージ氏
これが今回の東京行きの目玉。
第一部はラテン語で、第二部はドイツ語でゲーテのファウストですね。
どうもこの曲は私には統一感が感じられず、頭に覚えられない感じでが、今回細かなモチーフや各パートのソノリティを確認することができ録音で聞くときに刺激を受けそうです。
歌詞の最終には否定神学が克服されこれは5世紀シリアで書かれた神との対話です。千年以上ヨーロッパのキリスト教では否定神学に悩んでいたのでしょうか。
否定神学とは先日レポートした、偽ディオニシオスの神は言葉で表せない、概念化できない、など否定形でかたられ、実質的な定義部分がないものです。
アドルノも否定弁証法というタイトルの著作がありましたね。
マーラーが引用したファウストのテキストを調べたくなりました。
音楽的にはマーラーの3番とも組になっている感じがするのでマーラーをシリーズで聞き返したいなあ。
では旅を終わり自宅に戻ります。
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