「私の仕事は陶器を作るのではなく陶器を利用しているのです」

私が美術作品、特に工芸作品をみるときによく重要な示唆を与えてくれる文章のひとつです。
これについての詳しくはまたいつか。

私の陶芸観
私は陶器が大好きです
しかし私の仕事は陶器の本道から完全にはずれています
私の仕事は陶器を作るのではなく陶器を利用しているのです
私の作品は外見は陶器の形をしていますが中身は別のものです
これが私の仕事の方向であり、また私の陶芸個人作家観です
                          加守田章二 個展(ギャラリー・手)、1971年

国立近代美術館「パッション2020」(2020年)キャプションより。


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