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2023年2月14日 蠍座下弦の月~嘘偽りのない選択を

今日の夜、日付が変わってすぐの1:01に蠍座下弦の月を迎えます。
下弦の月は新月へ向けて見直し、そして手放しのタイミング。

何でも簡単に手放しができるわけではなく、そのために人は葛藤を感じるものです。

だから下弦の月は太陽のあらわす意志と、月があらわす感情がぶつかり合うスクエア(葛藤)になるのですが、このタイミングを決別のタイミングにすることで新月に新たなことが動き出すでしょう。

今回は太陽が土星と重なっていることもあり、特に「ケジメをつける、手放すこと」の意味合いが強調されています。

月は12ハウスの隠れたハウスにあり、そのサビアンシンボルは「X線」。

レントゲン写真をみると皮膚で骨や内臓が映し出されますよね。
通常は皮膚で覆われて見えない部分もクッキリと見えてしまいます。

この度数は真実を見透かす度数です。しかも深層心理や隠れた部分をあらわす12ハウスを映し出すX線。

太陽は人間関係の3ハウスにあるので、ひょっとして身近な人の思わぬ本音に気がついて、関係性を手放そうとするかもしれません。

でも、それは薄々気がついていたこと。
自分や相手の本音を見なかったことにしておいた方がいい場合もあったでしょう。

でも、もうそろそろそんな自分や相手と決別するタイミングかもしれません。

月は決別をあらわす土星の他に、金星&海王星というロマンティックなコンビと調和の角度をとっています。
身近にもっとあなたにフィットした素晴らしい出会いや恋の予感も感じられます。

大切なものを手放したように見えて、実はそれはもっと自分が自分らしく自由であることへ向けての大事な選択であったことが、後からわかるような気がします。

なぜなら太陽のサビアンシンボルは「右の羽がより完全に形成されている蝶」。

感性をあらわす右側。
そこに新しく美しい羽が完成されているのです。

思考や理論も大事ですが、自分の感覚を信じて、そしてもう飛び出すための羽はすでに完成されているのですから、怖がらずに進んでみましょう。

どうぞ自分の心に嘘偽りのない選択を。
良い下弦の月をお迎えくださいね!

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