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蠍座の涙の度数~別れを決断する勇気

昨日の牡牛座満月をご覧になられましたか?部分月食でしたが、私が見上げた時も綺麗に上の部分が欠けて見えていました。

上弦でも下弦でもなく上がポコッと欠けて見えて、何だか可愛らしかったです^^

ここ数年、牡牛座満月は曇りや雨になることが多く、豊穣の月でもある牡牛座満月をはっきりと観ることが出来ませんでした。昨日は美しい満月が観られましたね。

さて、明後日には太陽が射手座へ移動します。蠍座シーズンもあと2日。

濃くて深くて、そして決断する深い深い蠍座シーズン。隠れていた本心や事実に光を当てるのが、蠍座です。

人によっては心の闇や、パートナーやお金に関する問題に向き合わなければならなかったのかもしれません。

蠍座はしがらみや束縛も表すので、自分の意志だけでは思うように進まなかったことも多かったでしょう。

次に訪れる射手座のシーズンは、そんな重く深い時期を突き抜けた光の世界です。闇があるから光がある。光に行くには闇を通り抜ける必要がある。

射手座シーズンにはグッと気持ちが明るく軽くなり自由度が増すのですが、その前に最後の最後、今日は決断と諦めが必要な日なのです。

今日の太陽は蠍座の29度で涙の度数です。
星座の29度は、その星座でありながらも、次の星座を見つめている度数です。

自分の星座に留まりたいけれども、次の星座に行くことがわかっている、だから涙の度数と言われるのです。

特に蠍座は愛着や思いが人一倍強い星座。慣れ親しんだものから離れるには、心が引きはがされるように辛いのです。

それでも行かなければならない、決断しなければならない。それが今日の太陽のあるテーマです。

深く関わったものや相手との関係で、ズルズルと引きずってしまう。

自分の弱さであったり、相手への情であったり、楽しかった日々が思い出されると、なかなかきっぱりと断ち切ってしまうことができません。

それでも、もうこのまま続けていても、よくなる要素が見当たらない。そんな心の葛藤はとても苦しいものですね。

この涙の度数は、そんな葛藤を断ち切るように、次に行くための決断が必要だと伝えています。

「割り切ることが必要」だと。

そうすることで射手座の世界へといくことが出来るのです。

射手座がもたらすのは明るさと希望です。涙の度数は、涙なくしては通り過ぎることはできません。
長く続いた人との別れを決断する人もいるのかもしれません。勇気を出せば、次に待っているのは射手座の世界です。

どうぞ良き日をお過ごしくださいね。

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