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バルコニアン(24) 松の赤ちゃん

元気な松

我が家のバルコニーには数本の松がある。松といっても大きな松ではない。しかし、結構元気で、モコモコした感じに見えているものもある(図1)。この松は10年ぐらい前に買ったものだが、買った当時の背丈は30センチメートルぐらいしかなかった。それが、ある年、急に成長して、今では1メートルぐらいに育っている。

図1 我が家のバルコニーで一番大きな松。

剪定した方が良いのか、悩んでいた。悩む前に虎の巻をみた方が良い。そこで、『ひと目でわかる! 庭木の剪定』(村越匡芳 監修、池田書店、2010年)を買って読んでみた(図2)。

図2 『ひと目でわかる! 庭木の剪定』(村越匡芳 監修、池田書店、2010年)の表紙。

針葉樹のコーナーに松の剪定について説明が出ていた。「葉もみ」をすれば、すっきりすることがわかった(図3)。「葉もみ」とは初めて聞く言葉だ。恐る恐るやってみると、意外と綺麗に仕上がった(図4)。

図3 『ひと目でわかる! 庭木の剪定』(村越匡芳 監修、池田書店、2010年)に出ていた「葉もみ」の解説。
図4 「葉もみ」をしたあとの松。ずいぶんスッキリした。

赤ちゃん松?

しばらくしてから、松の鉢をみたらびっくり仰天! なんと、「赤ちゃん松(?)」が3本も出ているではないか!(図5) ひょっとしたら「葉もみ」の効果だろうか? 余計な葉をたくさん取ったので、栄養分が赤ちゃんの誕生をもたらしたとするアイデアだ。

図5 松の根元に出てきた「赤ちゃん松」。青い丸で囲んだところに生えている。

「葉もみ」の効果かどうかはわからないが、「赤ちゃん松」の成長が楽しみになってきた。

そういえば、もうひとつ小さな松があるが、これはどうしたものか・・・(図6)。まあ、もう少し勉強してからにしよう。

図6  我が家のバルコニーにある小さな松のひとつ。こちらもモコモコだ。

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