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守護天体☆12星座のまもり神
今日は支配星(守護天体)のお話です。
支配星は「ルーラー」とも呼ばれます。
12サインにそれぞれ1つか2つ、まもり神のように10天体が割り当てられています。
牡羊座・・・火星
牡牛座・・・金星
双子座・・・水星
蟹座・・・月
獅子座・・・太陽
乙女座・・・水星
天秤座・・・金星
蠍座・・・冥王星、火星
射手座・・・木星
山羊座・・・土星
水瓶座・・・天王星、土星
魚座・・・海王星、木星
ときわ明るく輝く太陽と月(ライツ)が、太陽の恵みいっぱいの季節を司る蟹座と獅子座に割り当てられています。
太古の人々の、自然界への敬意に心をはせると、なんだか胸が熱くなってきます。
天王星、海王星、冥王星は18世紀以降に発見された星で、それまでの占星術では土星までの7天体でチャートを読み取っていました。
蠍座は火星、水瓶座は土星、魚座は木星が支配星でした。
天王星以遠の星が発見されてからは、蠍座に冥王星、水瓶座に天王星、魚座に海王星が配置されて、これまでの支配星は「副支配星」として扱われるようになりました。
支配星にも副支配星にも優劣はありません。どちらも等しく重要な星です。
支配星が守護するサインに位置する状態を「ルーラーシップ」といいます。
例えば、乙女座に水星が入っている場合や、金星が天秤座に入っているときなどです。
天体はその本領を発揮しやすく、居心地がよくて安心感のある状態です。
支配星がルーラーシップの反対側のサインに位置する状態は「デトリメント」といいます。
牡牛座の火星や蟹座の土星などがその例です。
真逆の環境に置かれるので、とても居心地が悪くて落ち着く感じはありません。
天体の持ち味を発揮するには困難がつきまとうでしょう。
サインと支配星の相性がよくても、他の天体とのアスペクトが絡んでくると、その関係性は違ったものになってきます。
ホロスコープを読み解くには一部分だけでなく、全体をみて総合的に判断していく視点が大切なのです。
あなたのホロスコープにはどんな物語が描かれているのでしょう?
きっと星があなたの物語の案内役になってくれますよ。
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