見出し画像

西洋占星術・天体の発達年齢域

西洋占星術(星読み)には人生の各ステージに10天体をあてはめた「年齢域」という考え方があります。

天体のテーマがそのままその年代を生きていくテーマとなります。



天体と年代

占星術の10天体は月を土台にして、月→水星→金星→太陽→火星→木星→土星→天王星→海王星→冥王星の10階層になっています。

月は幼少期を表わすので、この時期に経験する安心感は、のちの人生に大きく影響してきます。
安定した土台の上に、次の年齢域の天体が象徴する事柄が栄えていきます。

もし今がなんとなくうまくいかないと感じるなら、ひとつ前の年齢域を振り返ってみましょう。やり残したことや物足りなさがあれば、もういちどチャレンジしてみるのがおすすめです。

高齢のおばあちゃんが、娘時代を思い出してフラダンスを始めた途端に元気になった、などは分かりやすい例といえます。

以下は、年齢域と天体の象徴です。

月・・・0~7歳頃

幼少期の子ども。周囲の大人の庇護がないと生きていくことができない。特に母親の影響が大きい時期。安定した情緒を育む大切なとき。

水星・・・8~15歳頃

学童期の子ども。集団生活の中で学力やコミュニケーションの基礎を身につける時期。興味や好奇心を満たしてあげること。人との違いに気づく時期。

金星・・・16~24歳頃

遊びや趣味、おしゃれや恋愛など、友だちや恋人と楽しみながら関わる中で学んでいく時期。楽しんだもん勝ち。

太陽・・・25~35歳頃

社会と関わることで人生の目的や、目指すテーマについて模索していく時期。ゆえに葛藤も多いがすぐに結論を出そうとしなくてもいい。

火星・・・36~45歳頃

積極的、意識的に熱く行動できる時期。臆せずなんでもチャレンジしてみること。強気な分、アクシデントに見舞われやすい。力加減を覚えていく時期でもある。

木星・・・46~55歳頃

楽観的に物事が見られるようになる時期。
経済的にも人脈的にも豊かに恵まれてくる頃。
すべてが緩んでくるので金銭管理、健康管理には注意が必要。

土星・・・56~70歳頃

次世代を育てる責任者。厳しい教師役となる時期。
これまでの経験を社会のために使っていく。
増やすよりも減らしていく時期。社会的立場の着地点。

天王星・・・70歳~

社会とは離れた場所で自由に生きていく時期。
気心の知れた仲間や同じ趣味を持つ者同士の集まりで余暇を楽しむ。
自由と自律の時間。

海王星・・・85歳~

次のサイクルを意識し始めるとき。
記憶が曖昧になり今世の出来事はだんだんと薄れていく。
すべてを愛し、すべてを赦し、ただ受け入れていくとき。

冥王星・・・臨終~死後

冥界へと繫がる時間。太陽系の外側へ旅立っていく。
神聖な領域、宇宙の源へと還るとき。

※天体の発達年齢域の解釈は諸説あります。


あなたは今、どの「年齢域」にありますか?
該当する年齢域にはそれぞれ、チャンスと注意点があります。

でも大丈夫!星が教えてくれる事象は、いつでもしあわせの道へと続いているから。
星はいつでもあなたを応援しています。




ありがとうございます。いただいたサポートは西洋占星術のスキルアップ・技能向上・普及の活動に役立ててまいります。