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10天体・さまざまなキャラクターたち①個人天体

今日はホロスコープの中で最も重要な10天体についてのお話です。

10の天体とは、月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星 の夜空でもおなじみの惑星たちです。

これらはギリシャやローマの神話に登場する、神様たちに由来する名前を持っています。

10天体は星のエネルギーであり、10人の神様たちはホロスコープという舞台の上で、それぞれのキャラクターを演じています。
この舞台では、全員が主役です。

それでは、10のキャラクターたちをご紹介したいと思います。

天体記号一覧表

ホロスコープでは天体(惑星)やサイン(星座)を記号で表します。
もうこれは覚えるしかないですね

10天体の中でも重要視されているのが、太陽です。

太陽/the Sun

太陽は オフィシャルの私。人生をかけて目指すことや、目的・使命。社会的地位。男性や夫、父親 …などの象徴です。

 → 星占いの「○○座生まれさん」というのは、生まれた日の太陽位置したサイン(星座)を表しています。

今日、2023年8月22日に太陽は獅子座に位置しています。今日生まれた赤ちゃんは獅子座生まれさんですね。

「人生の使命や目的」といわれるだけに、太陽は自覚があってもなくても、いつの間にか意識させられて、向き合わざるを得なくさせるような…。
結局は目指すことになっていく、というように はたらきかけてくる星といえます。

太陽の恵みなくしては、私たちは生きていくことが出来ません。
私たちは常に太陽を意識して生きていくことになります。

月/the Moon

月は、プライベートの自分。素の自分。潜在意識、インナーチャイルド。リラックス出来ること。女性や妻、母親 …などの象徴。

 → 月は私たちの住む地球の衛星です。一番そばにいて、生まれたときからずーっと一緒の存在といえます。

女性の毎月のサイクルと、月の満ち欠けのサイクルはほぼ同じの28日周期といわれていますね白くふんわりと輝く姿や、満ち欠けして日々表情が変わる様子も女性の感情を象徴しているかのようです。

月は母親との関係も表すので、潜在意識やインナーチャイルドなどとも関わる、繊細で傷つきやすい一面もある星といわれます。

この太陽と月は『ライツ』といって、重要視されている天体たちです。
ほかのどの星よりも最も強烈に輝くツートップです。

水星/Mercury

水星は、知性の星。知識や情報、ネットワークやコミュニケーション。動くこと、移動。取引、商売、仕事 …などの象徴です。

 → やんちゃな少年のイメージですね。知識をどんどん吸収して、活かして使ってみる。若いから失敗も多いけど、経験をさらに知恵として人とつながり、動き回って情報を収集・交換してまたやり取りして…というふうに、常に心身をフル回転している感じかな。
まるで成長期の子どものようです。

金星/Venus

金星は、愛と美の女神・アフロディーテそのものだと思います。豊かさ、よろこび・楽しみ、美意識、女性性。社交性 …などの象徴です。

 → 例えるなら、女子高生~大学生の日常でしょうか。「おいしいもの食べた~い」「かわいくなりた~い」「彼氏ほし~い」「毎日楽し~い」って感じです(笑)

そうやって豊かさを味わっている姿って、とても女性らしいというのか、女性的な魅力が高まっていて輝いている感じがしませんか?

度を超すと、金欠や豊満になりすぎて、怠惰な堕落した生活になってしまいますが、その人にとってちょうどいいバランスでいるときには男性から見ても女性から見ても、とても魅力的なのではないでしょうか。

火星/Mars

火星は、英語ではマーズ(Mars)といいます。闘いの神様の名前です。攻撃的な一面や闘争心・競争心、嫉妬、トラブルの元として凶星といわれたりもします。

 → 血気盛んな若者、果敢に挑むアスリート…といった感じでしょうか。凶星といっても別に悪いことではなく、それだけのみなぎる力や情熱、物事を推し進めていくだけの意欲や勇気をしっかり持っているということです。

ただその力の使い方によっては、トラブルに発展してしまったり、負傷者が出てしまいかねない、ということになります。

それだけに、しっかり意識して有意義な方向に情熱を注ぐように、火星の力の使い方を覚えなくてはいけません。

※太陽、月を含めたここまでの5つの天体を『個人天体』といいます。
個人的な事象を象徴します。

長くなりそうなので、今日はここまでにしますね。

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