12ハウス・星が輝く舞台です
ホロスコープを12のお部屋に分けて、天体がどのお部屋に入っているかをみて星の情報を読み取ります。
12のお部屋を「ハウス」と呼びます。
ハウスは、それぞれの天体が活躍する場所を知る手がかりとなります。
ハウスを分けるにあたっていろいろな方法があるのですが、日本でポピュラーなのは「プラシーダスシステム」です。
出生時間と出生場所を元に度数を割り出して、ハウスを分割していきます。
天頂(南中点)から円の中心(観測者=自分)を通り、天底に向かってまっすぐ引かれた線と、東から西に向かってまっすぐに水平に引かれた線(地平線)を主軸とします。
12のハウスが示す意味は、
ハウスの中には、人生の中で経験するであろうステージ(成長段階)が描かれています。
1ハウスで誕生し、2ハウスで自分の才能に目覚めます。
3ハウスで基礎的な学びをし、4ハウスで自分の基盤を築きます。
5ハウスで楽しみを見いだし、6ハウスで自己の管理と調整をしていきます。
ここまでがホロスコープでの下半分(北半球)になり、自己の意識、個人の領域となります。
7ハウスで相手が現れます。社会の始まりです。
8ハウスで他者から与えられたもの中から価値観を深めます。
9ハウスで視野を広げ、10ハウスで社会の頂点を目指します。
11ハウスは頂点を下りたのその先の世界です。
12ハウスではこれまでを内省しながら、次のサイクルに向けての準備期間になります。
ホロスコープの上半分(南半球)は人と関わりながら、社会の中で自分を活かす領域となります。
あなたの金星は何ハウスに入っていますか?
→それはあなたの趣味の領域。楽しいことが実現できるお部屋です。
私は12ハウスなので、ひとりでひっそり黙々と楽しむタイプです。
現代ではSNSも活躍の場といえます。
あなたの水星は何ハウスにありますか?
→それはあなたの知識や、コミュ力を活かせるお部屋です。
私は10ハウスなので、社会の中で人と関わることで能力を発揮できるといえます。
アングルに乗っている天体はありますか?
→私はDESに火星が載っているので、やる気はいつも人を介して、向こう側からやってくる傾向にあります。
「誰かのために」のシチュエーションのほうが断然熱くなれます。
このようにハウスの場所をみるだけでも、ホロスコープの星たちの個性がより色濃く浮かび上がってみえてきますよ。
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