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C-C-Bと占星術~田口智治氏

はじめに

田口くん、勝手に出生ホロスコープを読んでごめんなさい。
でも愛あるがゆえです。
ここに書かれていることが彼のすべてを表しているわけではありません。
西洋占星術的にはこんな解釈が出来ますよ、という私目線のつぶやきです。

田口智治さんの出生図

1960年10月27日生まれ
東京都足立区出身
(出生時間不明のため正午でチャートを作成)

http://www.horoscope-tarot.net/

太陽と月

田口さんは太陽星座が蠍座です。
蠍座さんは、一点集中型です。自分のためにというよりも誰かのために心血を注ぎます。情が深く、一度この人と決めれば一生添い遂げます。
支配星に火星と冥王星を持つだけあって、その誓いは強固であり、情熱的です。
また、その集中力を生かして、専門家・プロフェッショナルにまで上り詰める方も多い星座です。
田口さんのキーボード演奏を聴いていると、今更ながらにやっぱりすごいと感じます。あんな風に演奏してるアーティストを、現代の音楽番組で気軽に見ることは、もうないんじゃないかと思っています。

田口さんの場合は、月星座の断定にものすごく悩みます。
お誕生日の午前0時の時点で、月は山羊座の24度でした。
午前10時までに生まれていれば山羊座の月なのですが、それ以降は水瓶座の月ということになります。
この日は水瓶座8度まで進んで日付けが変わります。
う~ん、とっても悩ましい笑。

太陽が外(公的)に見せる自分の姿とするなら、月は内(私的)の姿です。
素の自分、本当の自分、プライベートの領域です。
なので、プライベートを知るよしもない一ファンの私が、月を断定するにはちょっと情報が少なすぎるかな…(^_^;

「がっつん田口くん」のキャラクターで通っていたけれど、それが素の彼自身すべてであったかどうかは、メンバーでも分からないかもしれないし、太陽蠍座ということもあって、どこまでも隠し通していた部分もあるかもしれません。
「自分だけが知る大切な部分」として秘めておくことで、精神的に安定する部分も蠍座にはあるからです。

ひとつの憶測としては、月・山羊座説でしょうか。

蠍座は「誰かと一緒にとことんやり抜く」性質を持ちます。
そして山羊座は「組織に忠誠」します。けっこうストイックです。
個人で行動するよりも、誰かとともに仲間とともに動いていった方ががぜん頑張れるタイプです。
反対に、ひとりになると目標が定まらなかったり、自分だけではいまいち頑張りきれない、ということもあるのかもしれません。
内気な面もあって、失敗に対する恐れがつねにつきまとっています。

でも、やっぱり水瓶説も否めないなぁ。
誰かとともに成し遂げる素晴らしさも重々分かっているけれど、もしかしたら自分なりの個性を渇望していて、誰かにとらわれない自由ない生き方を求めているとしたら?
でもそれは、蠍座が目指す目的とは反する部分でもあり、葛藤も大きいという解釈も出来ます。
おかしくなるほど考えすぎて悩みすぎて、孤独に陥るというのが「孤高の水瓶座」の世界でもあります。

いずれにしても、これは判断がつきかねますね~。

天才肌のアーティスト

田口さんは水星と天王星にアスペクトがあります。これは「天才型」ともいわれていて、いわゆる「ひらめき型」で斬新なアイディアで人を湧かせたりします。
実はC-C-Bメンバー全員に共通するアスペクトです。
水星は楽器の演奏なども象徴しますし、ちょっとエキセントリックな雰囲気のあった彼らでしたからね。この星の組み合わせは納得のいく感じです。

同じアスペクトを持っていても、星と星との角度によってその「ひらめき」が、素の部分で簡単にできるタイプと、葛藤や困難を乗り越えた末にできるタイプとがあるのですが、田口さんは後者の方です。
これは単に、簡単にできるからよくて、困難な状態がわるい、ということではありません。
素の部分で出来てしまう人にはその恩恵は感じにくく、意識的に能力を使いこなすことは意外とむつかしいものです。
反対に、努力の末に体得した人は、他者よりも試行錯誤をくり返した分だけ、その事柄の神髄を理解しています。

長い目でみると、人生をより強く生き抜ける人は、葛藤のアスペクトを多く持つ人の方なのです。

器の大きい射手座

田口さんは射手座に金星を持っているので、もっと広い世界へ冒険に出かけるのが好き、とも占星術的には解釈できます。
旅行とかもお好きなんじゃないかなぁ?確か当時は温泉が好きとか言ってなかったかな~?(あれは米川さんだったかなぁ??)
ここにはないもの、理想とするものを追い求めるので、向上心も強いと思います。読書とか映画の中の世界観とかを旅していくのもお好きじゃないのかな。宗教的な思想や哲学にも惹かれると思います。

ユーモアを大切にするのも射手座なので、話のオチを一手にどーんと引き受けていたことも、彼なりに楽しんでいた一面もあったのかもしれません。
「気前がいい」「サービス精神旺盛」というのも射手座です。

金星は恋愛観も示すので、もしかしたら相手に対する理想はかなり高いのかもしれませんね。一途な蠍ではあるけれども、自由奔放な射手座でもあるので、お若い頃の恋愛などはとくに守備範囲は広かったかもしれませんね。

冷静と情熱の間

田口さんのチャートをみて、パッと目を引くのが山羊座の土星と蟹座の火星の180度のアスペクトでしょうか。
火星が外に向けて放つエネルギーはけっこう強力ですから、太陽や月以上にその人の雰囲気を物語るものです。

なので、田口さんに「蟹座的な要素」を感じるならば、あなたは間違いなく素晴らしい、真のC-C-Bファンですよ。笑

火星はエネルギーの塊なので、蟹座的な領域でめっちゃ元気になれるし、情熱を注ぎ込める、というふうに解釈できます。
蟹座は家族や家庭、職場の仲間などを指すので、田口さんにとっての活力源は、グループの一員として活動することが、そのひとつといえそうです。
C-C-Bとしてデビューする前は、近藤真彦さんのバックバンドに所属していた経歴があり、「裏方に徹する」という感じが蟹座っぽくもあり、蠍座っぽくもあると感じますね。
ただ、火星にとっての蟹座はあまり居心地のいい場所ではなく、本領発揮とはいえません。

この火星の真向かいには、山羊座の土星が座しています。先ほどのアスペクトでいうと、葛藤の配置です。
山羊座と土星はルーラーシップの関係で、土星の持ち味がよくもわるくも発揮されやすい領域です。

土星はルールや伝統を重んじる厳格な父親であり、よき指導者の星です。
うまく星に対峙できるときには、燃えさかる情熱をコントロールして、確実な結果に繋げることが出来ます。
ひとたびバランスを欠けば、安心できる居場所で燃えていきたいのに、自ら課した枠で歯止めをかけてしまいますから、こんな矛盾はありません。

火星はガンガン責めていくアクセル。土星は待ったをかけるブレーキ。
まさに、冷静と情熱の間で彼は生きている感じなのかもしれません。

これはやっぱりご本人でないと分からない葛藤だと思います。
くりかえしになりますが、ハードなアスペクトに真摯に向き合った人ほど、後の人生が明るく輝いていきます。
土星期の田口さんにはカギとなるアスペクトではないでしょうか。

ご自身のことを一番に大事になさって、これからもどうかお元気でいてくださいね。陰ながら応援しています。

おわりに

重ねて申し上げますが、占星術のルールに則っているとはいえ、いずれにしても推測の域を出ないので、ご本人のことを何も知らない一ファンの私などが言えることなどなにもありません。
この記事では、星の世界ではこういう解釈も出来ます、という解説を私目線で書かせていただきました。
一説に過ぎないことを念頭に置いていただけると幸いです。
彼らのさらなる飛躍と、しあわせを願って。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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