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10/31放送分【迷惑をかけて生きること】

生涯学習の場として土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめたエッセイをつづっています。2018年からスタートして4年。noteでも公開することにしました。過去分もアップ中。

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20/10/31 放送分
「迷惑をかけて生きること」
曽野綾子 先生

先生の突然の骨折のため収録がかなわず、先生80歳時(9年前)の講座の再放送でした。先生は

老いるということは周りの人に迷惑をかけて生きることであり、そのことに対して素直に「ありがとう」ということばを持てることが大切。
反対に助けを借りずにできた時は、自分をほめることも大切。

と話されており、老いていく人間の大切な心の持ちようと理解いたしました。

私事としてのHAT神戸2020年度ボート普及活動は、11月1日のボート教室が安全無事に終了しました。整理事務を残し、来春までオフになります。年初来のコ口ナ禍にもかかわらず、多くの応援、ご支援をいただきました。

先生の言葉を借りると「周りの方々にご迷惑をおかけしながらたどり着いた結果」ともいえます。だからこそ、機会あるごとに素直に心から「ありがとうの気持ち」をまずは伝えなければなりません。実行委員会の仲間内でも同様です。

活動開始当初から一緒にやってきたメンバーは全員70歳をこえてしまいました。この高齢者のなかにあって、活動のセンター役を引き受けてくれた60代のY氏、全日程に参加いただいた50代のM氏の先導で、より若いメンバーがそれぞれのできる範囲で参加していく新しいムードが発生しました。

シーズンが一段落した今、あらためてお二人をはじめボランティア参加の全ての皆様に「ありがとう」を送らせていただきます。

HATでボート、HATにスポーツサロンを」は、まだ少人数の夢ですが、来年は夢を語り広めることで、若いメンバーにリードしていただけることを切に願っています。

講師の曽野先生に於かれましても体調が回復された際には、この度予定していたタイトル「88歳の自由」について新境地からの考え方をご講義いただけることを期待しております。

20/11/04
アストロケン

10/17放送分【人生のミッション】<前 次>11/28放送分【ボートが育んでくれた”おおらかな心”】

HAT神戸ボートコース設立実行委員会で活動しています。

https://hat-kobe-rowing.jimdofree.com/


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