体罰検定

体罰が問題になりだしたのってここ20~30年ぐらいの話ですよね。
何がきっかけだったんでしょう?

世の中の意見を見ると、「多少の体罰はあって然るべき」って意見が多いような気がするんですよね。
「どんな体罰もダメ」って言う人よりも、「ちょっとはやらなきゃダメ」って人の方が多いと思います。
たぶん容認派の人って体罰を受けないと言う事を聞かなかった人なんでしょうね(笑)
実体験としていうこと聞かない奴(自分)がいるんだから、体罰は必要だろう、と。

で。
体罰の問題の1つに「行き過ぎた体罰」ってのがあると思います。
「そりゃ、お前どう考えてもダメだろう」みたいなタイプの奴。
生徒の頭をビール瓶で殴るとか(ウチの高校の先生です。さすがに問題になりました)はNGだろう、と。

そこで「体罰検定」ってのを考えました。
午前が筆記で、午後が実技です。

筆記には
「遅刻常習犯の中学2年生A君。
 明日こそは遅刻しないという約束をしていたのですが、案の定遅刻です。
 さあ、この時の体罰は?」
などの問題に対して筆記で答えます。
中にはマークシートの問題もあって
「万引きの時の適当なビンタ回数は次のうち何回か?」
なんてのも。

午後は実技。
ビンタの強さ、角度、オリジナル技などで点数が付けられます。

4級を取ると年間12回の体罰が許されますが日本体罰協会への報告が義務付けられています。
また、例え1級を取ったからといっても安心できません。
2年に1度、更新があり、その時には必ず再試験を行わなくてはいけないからです。

私立有名校などは「本校の教師は全員が体罰1級!」なんて宣伝をするかもしれません。

いかがでしょうか?体罰検定。
文科省の新たな天下り先に最適では?(笑)

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