好きな映画を聞かれたら

先日、8人ぐらいで飲み会をしていたときに、「好きな映画を聞かれたときにどう答えているか」という話になりました。
ここで重要なのは「好きな映画の話」ではなくて「好きな映画を聞かれたときの話」だと言う事。
話を進めてみて少し驚いたんですが、みんな「普通に会社なんかで聞かれたら〇〇って答えるけど、仲の良い人に言うのは☓☓」みたいに回答を2パターン持ってるんですよね。

一般的な付き合いの相手(会社の人とか)に、好きな映画を聞かれた時に挙げる映画の特徴として
・みんな知っている
・特徴的過ぎない
・斜に構えていない
みたいなのがあるようなきがします。

例えば「『狂い咲きサンダーロード』が好きで」みたいな事を言う人が会社内にいたら、その映画を知ってる人からは「めんどくせぇな、こいつ」と思われ、タイトルだけ知ってる人からは「あ、マニアを気取っている人だ」って思われ、全然知らない人(たぶん大多数)からは「この話は、ここでやめておこう」って思われれる。
そういうのは社会人としては得策ではない。

そうなってくるとやっぱり「『バック・トゥー・ザ・フューチャー』が好きで。特に2が!」みたいな事を言う安心感ってかなりのものだと思います。

「好きな映画はなんですか?」なんて聞いてくる人は、好きな映画を知りたいんじゃなくて、会話のきっかけがほしい人がほとんどだと思うんですよね。
その人が淀川長治ばりに映画を見る人だったらまだしも、年間10本ぐらいしか映画をみない人(一般的にはちょっと多い方だと思います)だったら、知らない映画のほうが多いはずなんで、会話が広がるわけないんですが、その事にすら気づいていない可能性がある。
そんな人を相手に「『変態家族 兄貴の嫁さん』が…」とか言っても面白くなる訳がない。

そうなってくるとやっぱり『ターミネーター』とか『エイリアン』とか『となりのトトロ』とかの出番だと思うんですよ。
それだったら見てないとしても雰囲気はわかるし、なんとなく興味がありそうな感じで「あれ、どういう話なの?」「面白い?」「アマプラで見られるかな?」みたいな当たり障りのない会話に持っていける。
さすがは大ヒット映画。
「最近だと『バーフバリ』」って答えたときと比べて、周囲の食いつきが全然違います(笑)

ところで、俺、3週ぐらい前に初めて『バック・トゥー・ザ・フューチャー』みたんですよ。
先々週は「2」で、先週は「3」を見てきました。
あれ、めちゃくちゃ面白いですね(笑)

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