スポーツを趣味で続けられない人たち

スポーツをやる人ってだいたい3つの層に分かれると思います。

1.プロ(またはセミプロ。社会人クラブとか)
2.趣味の人
3.生徒や学生のクラブ/部活動

1の「プロの人」はスポーツをすることで直接お金を貰ったり、会社に所属して半分勤務・半分練習などでお給料を貰ったりします。
オリンピックに出るような人もこのカテゴリーに入れて良いと思います。

2の「趣味の人」はどこからもお金は出ません。むしろ、お金を払って競技を続けます。上達したいわけではなくスポーツ自体を楽しむのが目的の人もいれば、大会でそこそこ上を目指したい人もいますが、それで生活をしていこうとは思っていない人たちです。

3の「部活動の人」は学校に行っている人です。最終的にはプロに行こうとする人もいるかも知れませんが、そんな人は一握りですし、更に言うと学校を卒業してしまうと、そのスポーツ自体を辞めてしまう事も少なくありません。

で。

2の「趣味の人」が存在しないスポーツってのが幾つかあります。
スキージャンプとか、フィギュアスケートとか、シンクロ(今はアーティスティックスイミング(略称はアーティス)って言うらしいです。なんでググって他の単語が引っかかる名前を付けちゃうんでしょうね)とか、相撲とか、棒高跳びとか、短距離走とか。

これ、条件としては「一人では出来ない割に個人競技」って言うのが鍵な気がします。
一人でも出来なくは無いけど、特別な設備が必要。

スキージャンプや、シンクロや、フィギュアスケートなんかは芸術点があるんで審査する人が必要。
短距離走はスタートとゴールの計測者が必要。(長距離の場合は秒単位の計測だから自分で可能。水泳なんか200m平泳ぎだけを趣味でやってるって人はいないんじゃないかと思います)
相撲は行司が必要(一応、アマチュアの大会もあるっぽいんですが、趣味って感じではないようです)。

アマチュアでやるにはスポーツとしてのハードルが高い。

高校なり大学なりで一生懸命にやっていた物を、社会人になった途端にみんな一斉にやめるっていうのは何か凄く勿体無いような気がするんですよね。
もっと気軽に、趣味としてスポーツを続ける方法って無いのかなぁと思ってしまいます。

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