ぴろり

3年前の話シリーズ。

3年前、会社の健康診断の追加オプションに「ピロリ菌調査」って項目があったんで、希望するにチェックを入れてみました。

結果がやってきたんですが、イマイチ何が書いてあるのか分からない。
分かるのは「今は悪くないけど、早めに胃カメラ飲んで検査しとけ」って内容だけ。
あとは、「ピロリ菌がいないから検査しろ」って内容に読める。
いなきゃ良いんじゃないの?と思いつつ、4/1に誕生日休暇(3月生まれだけど、誕生日の翌月まで取得OK)を取って、病院に行ってみました。

妙に空いてて、健康診断の結果を受付で渡して、5分後ぐらいに問診。
どうやらたまたま空いてる日だったらしく、他の患者さんが「今日、なんでこんなに空いてるの?やってないかと思っちゃった」と受付に聞いてました(笑)

お医者さんにピロリ菌について説明を受けたんですが、それが面白かったんですよ。

・多くの人の胃の中にピロリ菌はいる
・胃の中の環境を悪くして胃がんの原因を作るのがピロリ菌と見られている
・健康診断の結果を読むと、胃の中の環境が悪くなっているんだけど、ピロリ菌はいないように思える
・ピロリ菌が自分で作った環境に耐えられなくなって、死滅した可能性がある
・これが一番胃がんに近い悪い状態だと思われている
・ちなみにLG21みたいなのを毎日食べててもピロリ菌がいなくなる可能性はある

え?自分で環境悪くして、それに耐えられなくなるの?
なんだろう、その、エコロジー団体が好きそうな話は(笑)

そんな訳で、5月末に胃カメラ飲むことになりまして、結果なんの問題もありませんでした。
胃の状態も悪くはなかったそうで、「なんでピロリ菌がいなくなったのかは不明」とのことでした。

ちなみにピロリ菌は母子感染がほとんどで、5歳ぐらいまでに母親の箸からご飯を貰うとかで感染する場合が多いらしく、もし検査結果が悪いようだったらお母様にも検査を勧めて下さいとの事でした。

医者
「こういう話をすると、大概のお母様は『私はなんともないから大丈夫』って言われるらしんですよ。
その場合は、こう言ってください。
『俺だって、何とも無いんだよ!』と」

面白いお医者さんでした(笑)

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